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【藤原製本株式会社様】 スタールフォルダーKH82-P/内製化と時短・効率化を目指してモンスターマシンを導入し生産性を倍増。

2018-02-27  By Masahiro Kaneko
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顧客目線と柔軟な対応力で異彩を放つ製本会社

京都市を拠点に活躍する藤原製本株式会社は、受け身体質の多い製本業界にあって、顧客目線の仕事ぶりで、確かな成長を続けてきた異色の存在です。

主な事業内容は無線とじ、中とじ等の並製本で、断裁から折り、製本まで一貫した後加工ラインを社内に構築し、長年にわたって一般商業印刷物の最終加工を担ってきました。
ただ印刷会社の内製化が進むなど商印ニーズに陰りが出るなか、ここ10年間は「お客様の困りごとを解決する」積極的な営業活動に力を入れて、学参関連の出版社との取引を拡大してゆきました。現在は「無理のきく」、「すぐ動いてくれる」製本会社として顧客から絶大な信頼を得て受注を伸ばし、商圏も京都・滋賀を中心にますます拡大しています。

内製率向上と時短・効率化を目指して KH82-Pを導入

同社がスタールフォルダーKH82-Pを導入したのは 2017年 11月のこと。圧倒的な生産性を誇る、このモンスターマシンを導入した理由について、代表取締役社長の藤原智之氏は次のように説明してくれました。
「学参関連の出版物は少子化の影響で発行部数そのものが減っています。ただゆとり教育の廃止や教育強化を理由に発行点数は逆に増え、私たちの仕事量も増加しています。
生産性の高いスタールフォルダーを導入すれば、今まで協力会社頼みだった部分を少しでも内製化できるし、内製化すれば品質にも目が行き届き、無理もきくようになる。それだけではなく社員の残業、休日出勤の削減につながれば、働き方改革も実現できると考えて導入を決めました」
藤原社長がKH82-Pに初めて注目したのはdrupa2016会場のことで、最新の技術を満載した PFXフィーダが画期的だったと振り返っています。
PFXフィーダは高生産性を実現するキーテクノロジーのひとつで、用紙をさしみ状に重ねながら搬送するストリーム給紙が大きな特長です。

藤原社長はその後ドイツを再訪し、ハイデルベルグ本社のショールームでKH82-Pを詳しくテストした結果、「今までの紙折り機とは全く違うものだ」と導入の必要性を確信したそうです。

生産性を上げるためには、通常、紙折り機のスピードを上げようと考えます。しかしスピードをただ上げるだけでは品質が安定しません。
KH82-Pの凄いところはスピードを上げることなく生産性を高めている点です。機械にストレスをかけることなく生産性を高める画期的な技術を採用していて、藤原社長は「今後、紙折り機の主流となる技術だ」と絶賛しています。

導入に際してネックとなったのはイニシャルコストでしたが、帰国後に採算性などを精査した結果「問題はない」と藤原社長が判断し、同社への導入が正式に決まりました。

国産機の 2倍という圧倒的な生産性を実現

スタールフォルダーKH82-Pの導入は同社に素晴らしい成果をもたらしたと藤原社長は次のように話しています。

「導入直後の 1カ月間は正直、試運転だと割り切っていました。しかし実際に動かしてみるとトラブルは一切なく、わずか 1週間で本生産に移行できました。午前中だけで3~4万枚冊、1日定時で8万枚以上を軽々と仕上げ、KH82-Pの生産性は国産機の2倍にも達しました」

KH82-PはA4/16PあるいはB5/16Pの折り丁を最高で毎時15,000冊処理できるモンスターマシンです。
その本領を遺憾なく発揮した仕事が10台2万冊×3種類の出版物でした。

B5/16P折り丁の総数は60万冊にものぼり、これまでなら外注なくしては到底処理しきれない仕事量でした。これを1日10万枚以上、わずか5日間40時間で処理できたのです。仕事替えが速いのも KH82-Pの大きな特長のひとつです。

藤原社長は「セット替えはわずか10分で終了します。従来ジョブなら5分もあれば充分でしょう」と指摘しています。A4からB5、薄紙から厚紙など折り丁のサイズや紙質が変わると、これまでは機械の調整に30分はかかっていたそうです。それに対してKH82-Pでは機械の調整内容を保存できるため、同じ仕事であればデータを呼び出して即座に自動セットできます。
その範囲はフィーダからサイドレー、ローラー、羽根、ナイフ部まで、位置や角度、グリップ力、エア量など多岐にわたり、人手による調整の手間はほとんどありません。

「これなら経験の少ないオペレータでも大丈夫」と、藤原社長は入社1年目の谷垣寛史さんをメインオペレータに抜擢しました。谷垣さんも社長の期待に応え、今では「生産性をもっと高めたい」と日々工夫を凝らしているそうです。時短・効率化による働き方改革だけでなく、社員のやる気向上にもつながっているとスタール機の導入を藤原社長は手放しで喜んでいます。

製本業界から新しいトレンドを発信

同社の従業員はパートを含め50名弱。うち5名が営業担当という中小規模の製本会社では珍しい組織体制です。
スタールフォルダーKH82-Pというモンスターマシンの導入は、この営業部門への刺激にもなっているそうです。

協力会社を含む会社全体の生産能力に余裕ができれば、営業も納期を気にすることなく、どんどん仕事を受注してゆくことができます。

「製造と営業が会社の両輪となって、さらなる成長を目指してゆける」と藤原社長は考えています。またスタールフォルダーKH82-Pによって新しい製本の可能性も生まれてきました。

B1サイズ・ B5/32P(DIN規格)折り丁も処理できるようになるため、出版社にとってもメリットの大きな提案が可能になります。

紙目や面付けの変更、追加装置の購入など課題はありますが、製本会社の主導する新しいトレンドが、お客様の困りごとを解決するでしょう。積極的な設備投資と営業戦略を進める藤原社長の目標は「地域で勝ち残る、キラリと光る製本会社」です。

藤原製本株式会社

〒 615-8043 京都市西京区牛ケ瀬新田泓町6-1
TEL.075-381-7509 FAX.075-391-0953

http://fujiwara-bb.co.jp/

 

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