おはようございます!
今日は、再びハイデルベルグ イノベーションウィーク2020の製品デモンストレーションのスクリプトをご紹介します。今日ご紹介するのは、ラベル印刷に特化した3日目の2番目の製品デモ。プレゼンターは、ハイデルベルグ本社でサービスのシニアマネージャーを務めるマーカス・ウィンターです。テーマは、”お客様の生産を収益性高く持続可能に、かつ高速で”。今回は、取り扱いが難しいインモールドフィルムでも絶妙にコントロールすることが可能なハイデルベルグのさまざまなソリューションをご紹介します。それでは、どうぞ!
“私たちのインモールドにおける専門性がお客様のラベル印刷に新たな翼を提供します。 インモールドラベルの生産において特に課題となるのは、薄い素材の扱いです。これは、印刷にも、そして打ち抜きにも言えることです。私たちは、このテクノロジーにおいてパイオニアであり、今日、私たちは、新たな基準を確立します。インモールドパフォーマンスパッケージは、最も薄い印刷原反を処理する際に最高の速度を保証します。 機械は、はるかに安定して高速で稼働します。少部数印刷や急ぎの仕事がストレスなく生産可能です。すべては、まったく新たに設計されワークフローに完全統合された、第4世代のロールシーター、カットスターから始まります。 ”
そうなんです。日本国内でも既に複数台納入されているあのカットスターが今回ゼロから設計し直され全く新しくなりました。
“ すべての空気とサイズの設定は自動的に行われます。これにより、セットアップ時間が短くなります。すべての関連データは、プリネクトによって自動的に機械に提供されます。 サイズ変更は全自動で、生産はPush to Stopの原則に基づいて可能にされています。 統合された表面処理も今回初登場です。インクの付着力を高め、一貫して高品質を保証します。 この最新のイノベーションは、特に薄紙用に設計されており、生産速度を更に毎時最大2,000枚まで高速化します。特別な帯電防止装置と用紙搬送装置により、スムーズで安定した用紙搬送が保証されます。印刷ユニット間の点検窓から目視点検も可能です。 これにより、印刷速度が向上し、出力が向上します。”
ここからは、こちらも新しくなったドライスターLED UVドライヤーとフォイルスターの組み合わせで、印刷物の付加価値を更に向上するソリューションのご紹介です。
“新しいLED UVドライヤー (ドライスターLED Pro)を使用すると、最適な硬化だけでなく、仕上がりを更に改善することもできます。25 %パフォーマンスを向上し、20%エネルギー消費量を削減します。印象的なメタリック効果と高い光沢を、新しいフォイルスターキュアと組み合わせたハイデルベルグのLED UVテクノロジーを使用することで、確実に実現、生産できます。 原反へのエネルギーの影響が少ないほど、寸法の安定性が高くなるため、見当に対するクレームも減らすことができます。コールドフォイルを通してUV硬化をすることで、初めてより高いメタリック光沢を提供します。
デリバリーでは、最適化されたデリバリーエアシステムと補助グリッパーがスムーズな生産を保証します。 ハードル装置付の完全自動ノンストップデリバリーがインモールドでも利用可能になり、システムパレットとワンウェーパレットで利用できるようになりました。 機械の速度を落としたり、パレットを変更するために機械を停止する必要がなく、一貫して高い生産速度で稼働することできます。“
そして、もちろんプリネクト、ソフトウェアサイドから生産性向上をさらにサポートします。
“プリネクト APSC ―自動用紙伸び補正―は、Push to Stopコンセプトのもう1つのコンポーネントです。予想される用紙の伸びが、プリプレスで計算され、プレートイメージング前に修正されます。この方法は、あらゆる機械的ソリューションよりもはるかに優れています。 完璧な見当を自動的に達成することができます。ヤレ紙がなくなり、準備時間を節約できます。”
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、このようなソリューション、ロータリーダイカッターもハイデルベルグは提供しています。
“ポストプレスも、プリネクトに統合され、高い生産性を実現します。 革新的なロータリーダイカッターXL 106-DDは、最大10,000枚/時の高速で最も薄い原反を処理します。最小の注入穴でさえも打ち抜かれ、吸引されます。1µの圧力調整を備えた高精度のマグネットシリンダーがそれを可能にします。 フラット打ち抜き機と比較して、ツールコストは最大50 %削減され、生産スピードは最大3倍になります。この革命的なシステムは現在、1台のパンチングユニットでも利用できます。 ”
“ロータリーダイカッターに加えて、ポーラーのDC-11カウンタープレッシャーダイカッターという、より小さなラベル形状を実現するための実証済みのソリューションもあります。 私たちのパートナーである河原紙器株式会社の自動化されたソリューションが、打ち抜きでの機械的な選別を可能にします。これにより、ポストプレスの生産性を大幅に向上させることができます。
私たちのライフサイクルソリューションサービス契約は、予期しないダウンタイムを回避し、アップタイムを最大7 %増加させます。デジタルメンテナンスマネジメントとパフォーマンス分析を通じて、最大の可用性を実現します。 私たちの機械でポテンシャルを解き放ってください!Unfold Your Potential ぜひお問い合わせください。お待ちしております。“
と、とマーカスは締めくくりました。