おはようございます!
さて今日は、再びハイデルベルグ イノベーションウィーク2020の製品デモンストレーションのスクリプトをご紹介します。今日ご紹介するのは2日目の最初の製品デモ。プレゼンターは、ハイデルベルグ本社でバーサファイアのプロダクトマネージャーを務めるマーク・シュミッツです。テーマは、”デジタライゼーションと柔軟性ーどのようにお客様の利益を永遠に増やすか?”について。デジタルをフル活用することによって可能となる柔軟性がお客様の利益を飛躍的に向上させるポテンシャルについて解説します。それでは、どうぞ!
”オフセット印刷かデジタル印刷かを柔軟に選択できます。バーサファイアはこれを最高水準で可能にします。統合された印刷物生産のベネフィットを活用してください。私たちのバーサファイアは、プリネクトワークフローに完全に統合されています。印刷ジョブのデータが入力されると、それがすべての出力媒体のためのベースになります。 デジタル印刷とオフセット印刷の兼用。この優位性により、生産開始の直前に、その仕事を印刷する実際の機械を選択することが可能になります。これにより、最大限の柔軟性と、型破りな顧客の要求にも迅速に対応できる確実性が得られます。プリネクトDFE(デジタルフロントエンド)は、生産をシンプルにすることにお役立て頂けます。 ジョブの作成、プリフライトチェック、カラーマネジメントまたは面付け - すべての作業のステップを自動化できます。 以前にオフセットで作成されたような少部数印刷でさえ、すばやく印刷できます。”
オンラインオープンハウスPush to Stop 2020-Unfold Your Potential-でも、この点触れられていましたネ。オフセット印刷のOEEを向上するためにデジタル印刷を活用する!
”本生産前のサンプルを安価で迅速に生産できます。オペレータはオフセット環境からワークフローを知っているので、専門知識を身につけたり、交代したりする必要はありません。エラーの原因が最小限に抑えられ、収益性が向上します。統合は、迅速に、コスト状況や生産能力、納期に応じて実行できる最適な生産ルートを可能にします。デジタル印刷もオフセット印刷も、ひとつの、そして同じデジタルワークフローに存在する出力媒体だからです。お客様は、納期を守り、予算内で、適切な品質の製品を納品できます。印刷業界で1,600台以上の導入実績を誇るバーサファイアは、長年にわたって確立されてきたデジタル印刷ソリューションです。”
そうなんです!既に1600台以上の納入実績です。そして、バーサファイアは、”極少ロットでも付加価値を…”とお考えのお客様にはもってこいのデジタル印刷機なのです。なぜなら….
”デジタル統合に加えて、幅広い原反への印刷にも対応しています。合成紙、構造化材料、蒸着紙、プレプリント、バーサファイアは、そこにとどまりません。加飾オプション、5色目、また最大 1260 mmのバナー印刷。非常に少部数で高品質の印刷物の需要が高まっています。カスタマイズはますます重要な役割を果たしつつあります。その状況の中で、デジタル印刷は大きな可能性を提供します。バーサファイアのカラーマネジメントとスクリーニングテクノロジーはオフセットと同様で、最終ユーザーにはその違いはほとんどわかりません。ハイデルベルグの統合生産システムは、ハイブリッド印刷を特に効率化します。表紙はオフセットで印刷され、中身は1枚のデジタル印刷によるパーソナライズされたもの。またその逆もあるかもしれません。ブックレットフィニッシャなどのインラインの後加工装置が、最終製品を高速で完成します。
デジタルクラスターは、複数のマシンを束ねる私たちのスマートネットワーキングソリューションです。自動化されたジョブ管理は、マシンのポテンシャルを最大限に引き出します。ジョブは、ダウンタイムを削減しながら、複数のマシンで最も効率的な順番で生産されます。スタッフを追加することなく、より多くのアウトプットが得られます。バーサファイアを、お客様の既存のオフセットワークフローに統合するだけです。バーサファイアの優れたコストパフォーマンスが迅速な投資回収を保証します。デジタルクラスターによる柔軟性、幅広い製品、生産性の向上が、お客様のデジタル印刷ビジネスを成功裡に拡大させます。私のチームと一緒に、バーサファイアによるデジタル印刷についてもっと発見しませんか。いつかではなく、今、ここで。”
と、マークは締めくくりました。