ハイデルベルグ・ジャパン株式会社(代表取締役社長:水野秀也)とリコージャパン株式会社(社長執行役員:佐藤邦彦)は、日本国内における販売協業を強化し、ハイデルベルグ独自のDFE(デジタルフロントエンド)「プリネクトDFE」とリコーの「RICOH Pro C7100、C9100シリーズ」を組み合わせたデジタル印刷システム「ライノプリントCV」及び「ライノプリントCP」を2015年10月から日本国内で発売いたします。
協業により、オフセット印刷とデジタル印刷を組み合わせた付加価値の高いソリューションをご提案
本製品の発売に伴い、両社は「ライノプリント」の国内での販売・サービスに関する協業について基本合意しました。これにより、国内印刷業のお客様に対して、ハイデルベルグ・ジャパンが「ライノプリント」を販売し、両社が連携して保守サービスをご提供します。
両社の販売・サービス体制をフルに活用することで、印刷業のお客様に対して高品位な印刷品質を実現するオフセット印刷と、オンデマンド印刷など柔軟性の高いデジタル印刷を組み合わせた付加価値の高いソリューションをご提案してまいります。
協業の強化について
今回の協業強化は、株式会社リコー(社長執行役員:三浦善司)とハイデルベルグ社(本社:ドイツ・ハイデルベルク市、会長兼最高経営責任者:ゲーロルト・リンツバッハ)のグローバルな戦略的協業に基づくものです。両社は現在までに世界40カ国以上で販売協業を展開しており、「ライノプリント」に関しても、すでに世界中で400台以上の販売実績を持っています。
ハイデルベルグ・ジャパンは、「ライノプリント」の国内発売により、デジタル印刷市場に本格的に参入し、ハイデルベルグ社が進める、オフセット・デジタルハイブリッド戦略を推進してまいります。従来、オフセット印刷ワークフローとデジタル印刷ワークフローでは、RIP、CMS(カラーマネジメント)、面付けなどは実質異なっていました。
ライノプリントの市場投入により、オフセットとデジタルのワークフローにおいて、ハイデルベルグプリネクトが持つ同じ出力エンジン、ワークフローインターフェースを備えることにより、世界で初めて本格的なオフセット・デジタルハイブリッドワークフローを提供します。
ライノタイプ・ヘル時代から定評ある色変換技術を惜しみなく投入し、新世代のインターフェース「プリネクト・デジタルプリント・マネージャー」とも相まって、これまでとは比べられない品質と生産性をPOD市場にもたらします。
ハイデルベルグ・ジャパンとリコージャパンは、両社の持つ幅広い製品とサービスによって、国内印刷業のお客様に、オフセットとデジタル印刷の新たな可能性を創造してまいります。
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