おはようございます!
さて2020年がスタートしました。今年もJ-Connect 編集部、様々な情報を皆様にお届けできるよう私たち自身がアンテナを敏感に張り巡らしていこうと思います!よろしくお願いします。
ところで、2020年は、東京オリンピック、パラリンピックをはじめ、印刷業界にとっては年明け早々2月にpage2020、また6月には drupa2020 が開催されるなど、様々なイベントが目白押しです。始まったばかりですが、ボヤボヤしているとアッと言う間に一年が終わってしまいそうですね。気合入れていきましょう!ところで、昨年はハイデルベルグ・ジャパンにとっても節目の年となりました。皆様にとても愛され、印刷業界を愛してやまなかった水野秀也氏が社長を退任し、来日してから21年になるヨルグ・バウアーが新社長として就任しました。社長交代を発表したハイデル・フォーラム21には多くのお客様にお越しいただきましたが、今日は会場にお越しになれなかった方のため、また、もう一度、新社長バウアーは何を話したのか再確認をしたいという方のために、就任の挨拶を今年最初のJ-Connectでご紹介させて頂きたいと思います。
ご挨拶
これまで93年間にわたり、ハイデルベルグ・ジャパンが皆さまのよきビジネスパートナーとして最善を尽くしてきましたように、私もこれから、社員とともに、皆さまのために全力を尽くしていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。
まずは、自己紹介をさせていただきます。私はハイデルベルグに入社して30年になります。初めは研究開発部門で働き、その後テクニカルサポートに異動しました。そして業務改革のためのSAPシステムの導入にも携わりました。2013年にハイデルベルグ・ジャパンの取締役になり、サービス部門、営業部門を担当してまいりました。21年間、ハイデルベルグ・ジャパンで仕事をしてきたことになります。初めて来日したのは1993年。今でも思い出しますが、4月の13日でした。
1993年と比べると、日本も大きく変化したように思います。デジタライゼーション、IoT、インダストリー4.0、そして日本の未来のコンセプトのソサエティー5.0、働き方改革。そして例えば全印工連さんが提唱しているHappy Industryコンセプトなど。個人や企業にとって、新しいチャンスがやってきています。不安? 心配? いいえ私はエキサイティングな時代だと思います。ハイデルベルグは、皆さまの働き方改革、Happy Industryの実現を積極的にお手伝いしたいと考えております。インダストリー4.0が目指すスマートファクトリー、つまりIoTを活用した業務プロセスや生産システムも、働き方改革の実現に大きな役割を果たすでしょう。
私は新しいことをポジティブに、そしてどんなチャンスがあるかを考えながら、ハイデルベルグ・ジャパンのかじ取りをしていきます。そしてよりよきビジネスパートナーとして皆さまのサポートを続けてまいりたいと思います。なによりも、お客さまの成功が私の願いです。お客さまの成功をサポートしていくうえで、私たちハイデルベルグが大切にしたいことが三つあります。
まず「聞くこと」と「共有すること」です。新しいアイデアが浮かんだり、あるいは問題の解決に悩んだり、不安に感じられたときは、お気軽にご相談ください。そして、皆さまの目標とやりたいことをお聞かせください。お客さまのご希望にお応えすることが、私どものゴールだからです。二つ目は、「新しいことにチャレンジすること」です。新しい技術、新しい考え方、新しいアイデアを持つこと。「こんなことはうまくいかない」とか、「無理なのでは」、また「このシステムは私たちのやり方には合ってないね」。そんな声も聞こえてきます。でも、新しいシステムなのに、同じやり方を続けても何も変わりません。新しいシステムに沿って、新しいやり方を進めてこそ、初めて本当の利益が生まれます。ですので、「どうやって実現させようか」とか、「実現するためになにをしようか」とポジティブに考えましょう。 最後に、「結果を出すこと」です。先ほどお話ししましたように、もっとも重要なのは、お客さまの成功です。お客さまに製品やサービスを提供するだけが、私どもの目的ではありません。例えば、通し枚数を増やすことや、データ作成と処理を自動化することを追求していらっしゃるかもしれません。あるいは、働き方改革で残業時間を減らし、社員がもっと魅力的だと思う会社にしたいと考えているのではないでしょうか。皆さまのそんな想いに、お応えしたいと思います。
私どもハイデルベルグ・ジャパンは、一つのチームとして力を合わせ、お客さまの成功、そしてすばらしい将来を全力でサポートさせていただきます。目標や可能性を共有し、新しいことにチャレンジし、結果を出しましょう。お客さまの成功こそが、ハイデルベルグの成功です。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。