おはようございます!
今日は、スピードマスター2020ジェネレーションの新しいハイデルベルグUXについての第2回として、新しいハイデルベルグUXを実現しているさまざま要素のひとつ プリネクトプロダクションマネージャーについてお話させて頂きます。プリネクトプロダクションマネージャーについては、現在このJ-Connect の ”えっ、知らないの!? プリネクトなら簡単よ!” シリーズでも、個々の機能についてエキスパート達が解説しておりますので、まだご覧になっていない方は下記タイトルをクリックして是非覗いてみてください。
”えっ、知らないの!? プリネクトなら簡単よ!” シリーズ
ところで前回の ”ハイデルベルグUX on スピードマスター” という記事では、新しいハイデルベルグUXを実現している要素のひとつとして新しいオペレーティングシステムを搭載したプリネクト プレスセンター3 / XL3をご紹介しました。そのプリネクトプレスセンター3 / XL3 に装備されている24インチのマルチタッチスクリーンには、印刷機を快適に、そして正確に素早く稼働させるために必要な、かつ重要なさまざまな情報が表示されます。例えば、これから印刷する10個先の仕事の詳細情報さえも表示してくれます。実は、その裏で活躍しているソフトウェアこそ、印刷ビジネスの端から端まで(end to end)をカバーするプリネクトプロダクションマネージャーです。つまり、前の工程で一度入力された情報を、プリネクトプロダクションマネージャーなら、プリプレスから、プレス、ポストプレスまで、フルに活用できるのです。
例えば、下の図にあるように、既に前工程で入力されている印刷機の調整に使えるデータは、プリネクトプロダクションマネージャーのプリネクトスケジューラーから印刷機に供給され、オペレータは情報の入力をする必要がないのです。既に会社の別の人が入力した同じ情報をまた入力するなんて退屈な仕事はないですよね?入力ミスしてしまう可能性もあるし。それこそ、オペレータにとっては、快適なユーザ―エクスペリエンス(UX)とは言えませんね。そして、経営者の方にとっては、何よりも印刷会社の中で最も高い投資である印刷機という設備を情報の入力作業で止めておく必要がないことは大きいポイントではないでしょうか。
こうした会社の中で1回入力された情報を有効に活用することでも、快適な新しいハイデルベルグUXが創造されているのです。2つめの要素、ご理解いただけましたでしょうか?
ところで、前回予告しましたインテリスタート3については、申し訳ありませんが、また次回に触れさせて頂きます。”それまで待てない?”、”もっとハイデルベルグUXについて知りたい!”というお客様は、遠慮なく、ハイデルベルグ・ジャパン (03-5715-7374) までお問い合わせください。