7月1日よりハイデルベルグ プリネクトの販売方法がSaaS(サース)という方式に変わります。そこで今回は、J-Connect編集部がハイデルベルグ プリネクトのプロダクトマネージャーを務める草野に、そのサースについてインタビューをいたしました。
J-Connect : まず、SaaS(サース)とは何でしょうか?
草野: SaaS(サース)は、Software as a Serviceの頭文字をとったもので、ソフトウェアの販売方式のひとつです。
決して新しい考え方ではなく、すでに他の業界、特にソフトウェア業界では一部で採用されています。
簡単に言ってしまうと、ソフトウェアのライセンスを購入して使用するのではなく、毎月の定額料を支払ってソフトウェアを使うという方式です。
J-Connect : 具体的にハイデルベルグのプリネクトはどのようになるのでしょうか?
草野: 従来は“プリプレスマネージャー”、“プレスルームマネージャー”というように個別のプリネクトソフトウェアのライセンスをお客様にご購入いただいておりました。
しかし、7月1日から“サース”になると、“プリプレスマネージャー”や、“プレスルームマネージャー”など、すべてのプリネクトソフトウェアが含まれた“プリネクトプロダクションマネージャー”を、毎月使用料として定額をお支いいただきながら、お使いいただくという方式となります。
J-Connect : “サース”にすることによってお客様にはどんなメリットがありますか?
草野:“サース”にすると毎月の定額料だけですみますので、ライセンス購入のための大きな投資は必要なくなります。
また、必要に応じてプリネクトのすべてのモジュールをお使いいただくことができるようになります。
例えば、あの“プリネクトスケジューラー”や、“プリネクトアナライズポイント”など、今までは、一つひとつのライセンスを購入し、ご利用いただいておりましたが、今後は魅力的なソフトウェアが自由に使えるようになります。
お客様のビジネスに合わせて、プリネクトというソフトウェアのすぐれた機能を効率的、経済的にお使いいただくことができるようになるのです。また毎月定額でのお支払ですので、計画的な経費処理も可能となります。
J-Connect : 現在プリネクトをお使いのお客様はすぐに切り替えなければいけないのでしょうか?
草野:ご安心ください。そんなことはありません。弊社のライセンス保守契約に加入いただいている限りは、そのままライセンスをアップデートして使用出来ます。
もちろん“サース”に興味があるとおっしゃるお客様には、喜んで弊社営業からご説明にお伺いさせていただいております。
プリプレスインターフェースをお使いのお客様は、サースへの切り替えか、もしくは今なら後継製品のプリネクトプレスルームマネージャーの特別価格キャンペーンを実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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