皆さん、ワールドスキルズコンペティションをご存じですか?
ワールドスキルズコンペティションは、2年に一度、ワールドスキルズインターナショナル(WSI:WorldSkills International)によって開催される、参加国の職業訓練の振興と参加者の国際親善・交流を目的とした、技能労働者の技能を競う大会です。
通常、技能五輪国際大会と言われており、毎回競技種目や内容は若干変わりますが、約50の職種で実施されています。
印刷職種も2007年の静岡大会から実施され、これまで多くの日本選手が活躍し、下記のような成績を残しています。
第44回となった前回のアブダビ大会は、2017年10月14日から19日に渡り、アラブ首長国連邦のアブダビで開催され、印刷職種では、早瀬真夏選手(亜細亜印刷株式会社)が日本代表として参加、活躍されました。
早瀬真夏選手は、日印産連主催で2016 年7月~11月に行われた印刷職種国内選考会で金メダルを獲得し、2016年12月に正式に印刷職種の日本代表となりました。
代表に選ばれた後は、自らの勤務先である亜細亜印刷株式会社の社内だけでなく、日印産連の強化委員会を中心に、ハイデルベルグ・ドイツ本社でのトレーニングも含め15回におよぶオフセット印刷の社外トレーニングを受けました。
そうして臨んだ国際大会での結果、見事4位に入賞!
早瀬真夏選手は大会後、
“印刷のおもしろさをさらに感じることができるようになり、この大会を通じて得た技術力、精神力はこの先印刷の仕事だけではなくて、どんな場面においても自分の大きな糧になると思います。
どんなに辛いこと、大変なことがあっても、大会中に辛かったことを思い出せばきっと乗り越えられると思います。”と、大会での貴重な経験について語られています。
早瀬選手のアブダビ大会の様子やトレーニングの様子は、こちらをクリック(日印産連ホームページにリンク)
さて、次のワールドスキルズコンペティションは、2019年にロシアのカザンで行われます。
国内の選考会はこれから。詳細は次回ご紹介します。