東京都品川区にはハイデルベルグ・ジャパンの東京本社カスタマーセンター(ショールーム併設)がありますが、今月そのショールームにPOLARの紙積み装置トランソマットが設置されました。
製品名は、「POLARトランソマットTRE130-4 印刷機フィーダ積み仕様」といいます(画像は設置調整中のものです)
印刷前の白紙断裁に威力を発揮
このトランソマットは印刷機フィーダでも使える、高精度の紙積みが特徴の紙積み装置です。
従来の紙積み装置では紙を積んだ時、よく見ると断裁コマどうしのつなぎ目に数枚の出っ張りがあったり、印刷機フィーダにある検知装置が作動して機械停止となったり、印刷ヤレの原因となることがありました。
一方、トランソマットには紙ガイド、紙押さえ装置が装備されており、紙を降ろす時に下の紙を押さえ、ズレないようにする工夫がされているので、印刷前の白紙断裁に特に威力を発揮します。
印刷機の生産性向上に貢献する断裁工程
印刷機の生産性を上げるためには、印刷前に行う用紙の大裁ち断裁工程は重要かつ効果的です。
半裁に切るばかりでなく、天地長さの調整や紙粉除去の化粧断裁などによって、印刷機の生産性に貢献する側面もあります。
さらに今回紹介しているトランソマットのような紙積み装置を利用することで、印刷機フィーダでの紙積み作業が不要となります。もちろん断裁オペレータを紙の積み降しによる腰痛から解放し、断裁機2台分の仕事をこなすことは言うまでもありません。
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