本日は、後加工の中でも「折り」について、記事を掲載をさせていただきます。
今回、ご紹介したいのは「アクアスコーリング」という名前の装置です。
折り機の第1ステーション前に装備する装置で、搬送中の用紙に溶剤を塗布、平行折り後の直角折りに効果が期待できる装置です。過去に難しい用紙の折り精度で苦労された方、静電気で折りが安定しない経験を持つ方、折り加工や背割れなどの問題に直面した方は、ぜひアクアスコーリングを検討してみてください。
過去に橋本製本有限会社(静岡)の協力のもとに「スタールフォルダー紙折り機・テクニカルWebセミナー:カリスマオペレータシリーズ」で多くの裏ワザをご紹介しましたが、そのテクニカルWebセミナーの中でもこのアクアスコーリングは紹介されています。そのテクニカルセミナーを再度に確認したい方は以下のタイトルをクリックしてください。
「スタールフォルダー紙折り機・テクニカルWebセミナー:カリスマオペレータシリーズ」
アクアスコーリングを実際に取り付けられたお客様に伺うと、以下のようなケースで効果があったとコメントをいただきました。
- 折り加工のプレス力アップ
- 折り精度向上
- 背割れ対策
- 帯電している用紙
- 前準備時間の短縮
一般的には上質用紙の折り加工に効果があると言われていますが、お使いのお客様ではさまざまな紙質でも効果が期待できるとの嬉しいお話もあります。以下のデータは弊社ショールームでテストした時に数値で、機械、設置環境、紙斤量、用紙種類によって状況は異なりますが、ぜひ参考にして頂きたいと思います。
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