おはようございます!
暑い暑いお盆となった今週は、長い文章はとても読む気がしない!という方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、今週は、ハイデルベルグが世界中で販売・サービスを提供しているポーラー断裁機を製造するポーラー社の歴史について、今日と明日の2回に分けて、年表形式でサラッとご紹介させて頂きます。
ポーラー社は、小さな工場(こうば)から発展した “アドルフ モーラー機械工場(こうじょう)” として1906年に設立されました。それ以来、同社は製品ラインを変更,、拡充しただけでなく、地域のサプライヤーから世界最大の高速断裁機、そして断裁システムのサプライヤーへと発展しました。1日目の今日は、その会社設立の1906年から、世界で50,000台のポーラーマシンの販売を達成した1979年までをご紹介します。
1906
9月24日に会社が設立された最初の日から第二次世界大戦まで、工場はタウヌス地域の木材産業向けの機械を製造。アドルフ モーラーは、木材および金属加工機械に関するいくつかの特許を取得。
1920
ポーラーという名前が誕生した年。アドルフ モーラーは、ボールベアリングカッターブロックを製造した最初のメーカー。この革新により、ラミナプレーニングマシンでカッターブロックが高速回転しているときに、カッターブロックが過熱するのを防ぎ、動作中、カッターブロックの極(poles)、つまりベアリングは地球の極と同じくらい冷たく保たれたということで、ポーラー(polar)という名前が誕生。その名は、特許取得済みのナイフ固定具を特徴とするカッターブロックとともに世界中に。
1940
1960年まで使われることになるロゴマーク誕生。
1946
当時の有名な切削機械メーカーはすべてドイツの東部に拠点を置いていたため、西ドイツには戦後そのようなサプライヤーは不在。カールとルドルフ モーラーは、グラフィックス業界とのつながりを利用し、このユニークな機会を最大限に活用し、高速断裁機の開発を開始。
1947
電気制御システム付の最初のポーラー断裁機誕生。
1949
電磁クラッチ付きの最初の断裁機誕生。
ハイデルベルグ社とのパートナーシップがスタート。
1951
初のdrupa出展。
1952
初の電子支援制御、ライトスキャンシステム付の断裁機を発表。
1954
目の高さにある直接光学測定インジケーター付の最初の断裁機(O.M.A.)を発表。
光学式切断線インジケーター付きの最初の断裁機を発表。
エアクッションテーブルを備えたヨーロッパ初の断裁機を発表。
1956
磁気テープを直接制御する最初の断裁機ーエレクトロマットを発表。
粘着式SINUSカッティングスティック付の最初の断裁機を発表。
1957
固定スタックリフト付の最初の断裁機を発表。
1958
柔軟な仮クランプを備えた最初の断裁機を発表。
drupaで5000台目のポーラー断裁機を販売。
1960
1992年まで使われる3番目のロゴマークが誕生。
1961
エアコンベアー付きの最初の断裁機を発表。
1962
リトラクタブルサイドゲージを装備した最初の断裁機を発表。
drupaで10000台目のポーラー断裁機を販売。
1963
油圧クラッチ付の最初の断裁機を発表。
機械式ナイフ交換を備えた最初の断裁機を発表。
1965
モニターを装備した最初のカッターーポーラーテレザクト(完全自動リモートコントロールお外部プログラミングの前提条件)を発表。
傾斜テーブルを装備した最初の断裁機を発表。
エアパレットシステムを搭載した初の断裁機を発表。
1967
断裁機と印刷機に同一のレイガイドを備えた最初の断裁機―フィクソマットを発表。
世界初の断裁のための学校をホーフハイムに設立。
drupaで20000台目のポーラー断裁機を販売。
1969
新しいポーラー高速断裁機世代、モデル90/115/150を発表。。
1970
ロードおよびアンロードシステムを備えた最初の断裁機―ポーラートランソマットを発表。
1971
テストコンピューター経由の診断サービスを備えた最初のカッター(ポーラーダイグノテスト)を発表。
1972
バックゲージの動きを電子的に制限する最初の断裁機を発表。
1976
全自動ローディングを提供する最初の断裁機―トランソマット 3 BLを発表。
1977
交換可能な電子メモリを備えた最初のコンピューター制御断裁機-エレクトロマットCNCを発表。
直接直線測定システムを搭載した最初の断裁機を発表。
正確に位置合わせされた印刷済みの用紙を完全自動で供給する最初のカッターーポーラートランスジョグを発表。
1978
包装紙専用のローディング装置を備えた最初の断裁機:ポーラートランソマットA
1979
ナイフリフト付きの最初の断裁機(ナイフの素早い交換が可能)を発表。
世界で50,000台目のポーラーマシンを販売。
(明日に続く…..)