デジタル印刷の工程全体を標準化するPSD認証(プロセススタンダードデジタル)は、デジタル出力のための工程管理および品質管理認証として、最近特に注目されています。
そして、デジタル印刷機向けの標準化認証PSD認証が、このたび日本でも取得可能になりました。
ポイントは以下の3つ!
①デジタル印刷の生産機としての認証
校正としての用途のためのプルーフ認証と同等、審査と本生産機としての認証が同時に審査されます。
スタンダードのシミュレーション評価、PDFのRIP処理機能の審査、許容範囲内での生産が審査対象になります。
②ターゲットが自由に選択可能
CMSの目標となるターゲット値は任意に設定可能。自社基準でも取得できます。
③3種パターンでの認証取得
同一機種での用紙違いなども可能であり、パッケージ分野でのデジタル印刷機の運用による認証取得も可能となります。
デジタル印刷機はインクジェット、トナー、レーザー方式を問わず取得可能であり、それぞれスタンダード、用紙の組み合わせでの認証となります。
ハイデルベルグが提供するプロダクションシステム“プリネクト”はオフセットもデジタルもひとつに統合が可能です。スタンダードも同様に一元管理することができ、出力先を切り替えるだけで、入稿された1ファイルをオフセット用・デジタル用ともに共通のスタンダードでの運用が可能です。
PSD認証を取得して、品質管理されたデジタル印刷製品をクライアントに提供してみませんか?
ハイデルベルグ製品としては現在バーサファイアCPのPSD認証取得実績があります。
またプリネクトワークフローおよびCMSソフトウェアのプリネクトカラーツールボックスは他メーカーデジタル印刷機の認証取得でも使用されています。
2018年度からハイデルベルグ・ジャパンにおいてデジタル認証が取得いただけるようになります。
ご興味がありましたら弊社デジタルビジネス本部(03-5715-7235)にお問合せいただくか、貴社担当アカウントマネージャーまでお問い合わせください。