おはようございます!
既にご存じの方も多いと思いますが、J-Connectととしては取り上げておかなければならない話題なので取り上げさせて頂きます。本日お知らせしたいのは、私たちハイデルベルグのお客様、株式会社丸信様の甲斐田光さんが2021年第46回技能五輪国際大会(中国・上海大会)「印刷」職種の日本代表選手に決定したという嬉しいニュースです。
11月26日、日本印刷会館において、一般社団法人日本印刷産業連合会(日印産連・JFPI)は、「印刷」職種の日本代表選手記者会見を行いました。冒頭挨拶に立った日印産連 専務理事の小野隆弘様は、
“1年延期となり2022年中国・上海で開催予定となった第46回技能五輪国際大会「印刷」職種の日本代表選手は、8月から10月にかけて行われた選考会の結果、株式会社丸信様の甲斐田光さんに決定し、中央職業能力開発協会(JAVADA)に推薦することになった。”
と発表しました。
“甲斐田君は、今までに見たことがないくらいの技術力を持ち、3ヶ月くらいでスピードマスターCD74の機長を務めるようになり、最新のスピードマスターXL106が入ってからは、その機長として先輩たちにも負けないような活躍をしている。”
と、株式会社丸信工場長代理の手島忠治様から紹介を受けた甲斐田選手は、
“誰もができるわけではないこのような貴重な経験をすることは、これから自分が社会を歩んでいく上でとても役に立つと思う。やるからには1位を目指して頑張っていく。応援よろしくお願いします。”
と、若さ溢れる明るい表情で挨拶しました。
“何が日本での実現を難しくしているのか?アンソニーの Push to Stop!”というタイトルの記事で、このJ-Connectにも登場してもらったことがある最終選考会審査委員会委員長を務めるハイデルベルグ・ジャパンの田中剛は、
“選考会での絵柄は難しいものだったが、甲斐田選手は、スピード・品質ともに他の優れたライバル達を圧倒し、レベルの高い選考会を勝ち抜いた。”
と選考会を講評、また、今後時間をかけて甲斐田選手を技術、知識の両面で、そしてメンタル面でも全面的にサポートしていくことを約束しました。
株式会社丸信様は、九州の福岡県久留米市に本社を構える総合パッケージングカンパニーで、西日本屈指の生産量を誇るシール、ラベル印刷はもとより、お客様の思いをカタチにする紙器印刷、これらを販売するために欠かせないプロモーションツールを一貫製造ラインで生産しています。株式会社丸信様とハイデルベルグ・ジャパンとのパートナーシップは既に50年を超え、現在ハイデルベルグは、株式会社丸信様のビジネスを、スピードマスターXL106-6+L、CD74-5+L-F等の装置をはじめ、ソフトウェアのプリネクトワークフロー、また、サービスコントラクト、印刷必需品サフィラ等で包括的なサポ―トをしています。
ハイデルベルグ・ジャパンは、2007年の技能五輪国際大会静岡大会で「印刷」職種が正式種目になった時から、選考会への協賛、また印刷アプリケーションのエキスパート派遣等、日本の印刷産業における次代を担う若手技能者の技能水準の向上と努力目標を与えることを目的として開催される技能五輪の活動を全面的にサポートをしています。