おはようございます!
プリネクトユーザーの皆様はもちろん、まだ使ってないけどもっとプリネクトについて知ってみたいというお客様に向けて、その道のエキスパート達が、ソフトウェアのサブスクリプション “プリネクトプロダクションマネージャー” に含まれる数々の便利な機能をご紹介していく
“えっ、知らないの!? プリネクトなら簡単よ!” シリーズ
第7回目。今回お話させて頂くのは、プリネクト プロダクトドライバー(製品責任者)の伊藤です。では、“伊藤さん、よろしくお願いします。”
はい、わかりました。それでは始めさせていただきます。
プリネクトプロダクトドライバー 伊藤
CtP工程、ただ無人化するのでは意味がない!?
CtP工程についてどのようにお考えでしょうか?専任の担当者の業務を見直したい、CtP室を無人化したい、というお考えをもった経営者の方、また、トップマネジメントの方は多いのではないでしょうか。(ハイデルベルグのCtPと言えば、ご存じスープラセッター!詳しくはリニューアルされたサイトへ)
従来は仕事毎、印刷機械ごとに人が手作業でプレート(刷版)を仕分けしていました。が、近年この作業は機械に置き換えることができるようになりました。
しかし、問題がひとつあります。それは次の工程である印刷する順番にプレートが仕分けされているのかという点です。印刷順にプレートが仕分けされていなければ、せっかく無人化してCtP工程が効率化されても、印刷オペレーターがプレートを探す作業が残ります。これが結構大変で時間を費やすことも多いのではないでしょうか。プリネクトにとっては、プレートを無人で出力することが目的ではなく、工場全体の生産性や印刷ビジネス全体の最適化することが大きな目的です。
印刷順を決める。印刷順に合ったプレートが準備される。
投資額として最も大きなコストとなる印刷機。その機械の生産性を最大限にすることも、プリネクトの存在理由のひとつです。近年の小ロット多品種化の潮流において、印刷回転スピードという機械のスペックのひとつはもはや最重要課題ではありません。大切なのは、印刷生産プロセス全体において最適な印刷の順序を決め、プレートもその印刷順にあわせて供給される、これが生産性を高めるためのより重要な課題ではないでしょうか。
印刷順はシステムが決めてもOK、機長が決めてもOK。
プリネクトの予定組み機能では、プリネクトに蓄積されている利用できる多くの情報を活用することで印刷順を最適化することができます。納期、用紙銘柄、用紙サイズ、用紙厚、色数、後工程種類など。そしてシステムが最適化された印刷順に基づいてプレートが準備されます。しかし、すべてをシステムに従う必要はありません。必要であれば、機長が一日の印刷ジョブの中から印刷順を自由に決めることも可能です。プレート出力の順番は、ブラウザ上で自由にドラック&ドロップしてコントロールすることが可能です。つまり、クライアントからの急な変更の依頼にも柔軟に対応することができるのです。
繰り返しになりますが、プリネクトはプレート出力を無人ですることだけが目的ではありません。印刷業務全体の最適化を目的としているのです。だからこそ、単に無人でプレートを出力をするだけでなく、印刷業務全体の効率化のために、次のプロセスを考えて印刷順にあったプレートを供給するのです。
…というわけで、ソフトウェアのサブスクリプション、プリネクトプロダクションマネージャーに含まれるCtP工程の無人化、ご理解頂けましたでしょうか。もっと詳細が知りたい!という方は、是非、プリネクトのサポートサイトへ、または弊社コールセンター (0570-666-433、prinect.support.hjp@heidelberg.com) までお気軽にお問合せください。
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