おはようございます!
「今更聞けないデジタルトランスフォーメーション」の4回目。ハイデルベルグ本社のホームページで発表されている印刷業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)に関するホワイトペーパー「デジタライザーション」の内容をご紹介するシリーズです。前回からは、DXにおいて鍵となるテクノロジーについて解説しています。今日は、クラウドコンピューティングです。どうぞ!
クラウドコンピューティング
クラウドコンピューティングは、ハードウェアやITの専門知識に投資することなく、最先端のITアプリケーションやサービスの恩恵を受けるためのソリューションとして、中小企業でもますます利用されています。厳格なデータ保護要件を満たす必要があるほとんどの企業や組織は、ハイブリッドクラウドアプローチを選択します。つまり、セキュリティ関連のタスクを制御するためには、彼ら独自の ITの範囲で処理されます。一方、重要度の低いワークロードはパブリッククラウドに移行されます。パブリッククラウドは、容量を拡張する柔軟性があるため、新しいビジネス要件や成長の可能性に迅速に対応できます。ハイデルベルグ、アマゾンウェブサービス(AWS)、Microsoft Azureなどのプロバイダーの場合、企業はコンピューティングパワー/インフラストラクチャ、ストレージスペース、またはアプリケーションとサービスをレンタルします。これらの企業は通常、サービスに対して使用量ベースの料金を支払うため、パブリッククラウドへの第一歩としては、比較的安価ですみます。このアプローチにより、ハードウェアへの投資とシステム保守に関連するコストも削減することができます。インフラストラクチャソリューションやデータベースから、AI、データレイク、モノのインターネット向けの特定のソフトウェアソリューションまで、何百ものサービスが利用可能です。またハイデルベルグは、ベンチマーク、プロセス最適化、リモートサービス、印刷生産またはオペレーション全体のバーチャルコントロールなど、業界固有のクラウドサービスのご提案をますます広げています。
(続く)