おはようございます!
1月13日の投稿で、ハイデルベルグの熱いハート、アムシュテッテン工場をご紹介しました。今日は、2018年にオープンしたばかりのハイデルベルグのイノベーションセンターをご紹介したいと思います。昨年行われたイノベーションウィーク2020で話題となったイノベーショントークの撮影現場としても使われていた場所です。イノベーショントークでは、IVZと紹介されていましたが、IVZはInnovationszentrumというドイツ語の略で、英語ではInnovation centerイノベーションセンターです。
ハイデルベルグのノベーションセンターは、ハイデルベルグの本社、そして枚葉印刷機スピードマスターの製造工場と同じ、ドイツ、ウィスロッホ-ヴァルドルフにあります。冒頭にあるように、2018年にハイデルベルグが、約5,000万ユーロ(約64億)を投資して、もともとは印刷機の組み立てに使用されていた40,000平米(東京ドームの建築面積は46,755平米 ) の構造物を改装したものです。ホール10と呼ばれていた建物自体は、ハイデルベルグが、リモートでのコントロール・サービスを可能したデジタルで統合された印刷機の提供を開始した90年代の全盛期に建てられました。
現在は、26,000平米が事務所に、14,000平米がテスト及びラボとして使用されています。建物内部にはまだ少し工場の組み立てラインの匂いが、また床には組み立てラインの跡がはっきり見えますが、外壁は、それぞれ80人の従業員を収容できる研究所、テストエリア、会議室、コーヒーコーナーなど13の巨大なキューブに光を提供する大きなガラスに取って代わられ、ハイデルベルグの研究者、開発者、コンサルタント、そしてソフトウェアエキスパート達の快適な空間となっています。
残念ながら今は難しい状況ですが、この困難が終息し、近い将来ハイデルベルグ本社に訪れる機会があれば是非、このIVZ、ノベーションセンターにお立ち寄りください。
IVZで行われたイノベーショントークのビデオは下記をクリック。
-固定費を変えずに生産性を倍にすることは可能でしょうか?(commercial)
-効率と生産性を向上させながら、複雑さを軽減するために、私たちはどのように協力できるでしょうか?(commercial)
-より短時間でより高い効果-ますます増大しつつあるラベル印刷の複雑さを信頼性と収益性の高い方法で管理するにはどうしたらよいですか?(label)
-最大の可用性-印刷必需品とデジタルサービスは、安定したパッケージ生産にどのように貢献するでしょうか?(package)
-少部数パッケージ印刷-それが意味するものは? どうしたら利益が得られますか?(pacakage)