おはようございます!
J-Connectでは自動デリバリ装置 パラミディスdelta703を導入された、東京・池袋に本社を構える当矢印刷様にインタビューをいたしました。
明治34年に兵庫県姫路市で創業した「妻鹿燐寸製造所」をルーツとする歴史ある商業印刷会社、当矢印刷株式会社様
オフセット輪転機の導入を契機に商業印刷分野へと進出され、現在は東京・池袋に本社を構え、埼玉県川越市には6台のオフセット輪転機を有する埼玉工場を擁しています。6 台のオフ輪設備のうち4 台には先進のトータルプリンティングシステム「インラインフィニッシュ」を接続し、オフ輪印刷から後加工(折り、のり付け、貼り、抜き、ミシンなど)までワンパス加工の生産ラインを構築。日本でも数少ない、「インラインフィニッシュ」による同社独自のモノづくりで、高度化・複雑化する様々な印刷・加工ニーズに応えています。
7台のスタールフォルダーが高精度なオフラインの折り加工を担当
オフ輪印刷の付加価値と生産効率を一段と高めることに成功した同社ですが、受注するすべての仕事がインライン加工を必要とするものではありません。部数が少なく効率の上がらない仕事やインライン加工では処理が難しい仕事もあり、インラインフィニッシュの増設と並行して、スタールフォルダー紙折り機を導入しながら、折り工程の内製化にも取り組んできました。
折り工程のボトルネックだったデリバリ作業を自動化
インライン加工の場合、最終製品がオフ輪のスピードでデリバリテーブルに山のように溢れ出してきます。今は自動帯掛け装置を接続していますが、以前は帯掛けと梱包作業のために常時5~6人がデリバリテーブルに張り付いていました。導入した紙折り機でもデリバリ作業を自動化しないと同じことが起こると危惧されていました。この問題を解消し生産効率を飛躍的に高めるため、同社はパラミディスdelta703の導入を決断しました。
・ 紙折り機の性能を100%引き出す自動デリバリ装置
・ デリバリの作業員は3 名から1 名に削減
・ 2 名・実働10 時間で最大86 万部を処理
・ 内製化率を高め、短納期、コスト削減に貢献
詳しくは「自動デリバリ装置 パラミディスdelta703」にて導入事例をご確認ください。