皆様こんにちは!
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、ハイデルベルグ・ジャパンでは、2018年7月下旬にプライベートショーを開催いたしました。
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開催からあっという間に時間が過ぎ、内容を忘れてしまった方もいらっしゃると思いますので、J-Connectでは内容のおさらいをしていきたいと思います。
今回は印刷必需品編で行ってみましょう!
本日は印刷必需品担当プロダクトマネージャーの佐藤氏にお話を聞いてみました。
J-Connect編集部(以下、J編): 今回のイベントでは製品そのものではなく、生産性を軸にしていたかと思いますが、どのような背景からそうなりましたか?
佐藤: 究極の生産性を実現するためには、最適な印刷必需品の選定と、メンテナンスの継続実施が大前提となります。
当初はイベントのために印刷必需品とサービス部門が、お見せする内容をそれぞれ個別で検討していましたが、結局のところ一緒に検討を進めないことには効果に繋がるご提案を作り出す事は出来ない、ということに至り、「ライフサイクルソリューション」として、生産性の向上を共通のゴールに設定し、印刷必需品部門とサービス部門が共同で企画を進めました。
J編: そうですか、ではプライベートショーで印刷必需品として今回伝えたかったメッセージはなんですか?
佐藤: 「生産性」が大きなキーワードになっていたのは間違いありませんが、それだけではなく、どなたにとっても明確かつ、わかりやすい共通の指標としてOEE(総合設備効率)を軸とした情報をお伝えいたしました。
J編: なるほど、いつもとは少し違う取り組みですね。準備時点での苦労はどのようなものがありましたか?
佐藤: 明確で、わかりやすい共通の指標がOEEですが、とはいえOEEは難しいです。真面目な説明を聞いてわかるとも限りませんし、余計に混乱することもあり得ます。
さらには、イベントではどうしても機械が目立ってしまい、この手のお話が伝わりにくいところが悩みでした。。。
J編: たしかにそうですね。どのように乗り越えたのですか?
佐藤: そのため、OEEが何なのか、ということをわかりやすくお伝えするために内容を噛み砕き、さらにはイベント中の10分間のプレゼンテーションでは関西出身の社員を起用し、漫才形式でお話をいたしました。
漫才では、①OEEとは何で、②どのように数値を上げられるか、③私たちがどのようなサポートをできるか、という点について、お伝えいたしました。
J編: 製品面ではどのようなご紹介をしたのですか?
佐藤: 12月3日より受付が開始された、印刷機のOEEを簡単に見える化できるツールのハイデルベルグアシスタントについて、そして、そのハイデルベルグアシスタントからもダイレクトにアクセスができ、さらなる進化によって利便性が向上したeShopについてもご紹介をいたしました。
(OEE、ハイデルベルグアシスタントについては、ライフサイクルソリューション編でも記事になっています。)
J編: eShopをスタートして何年になりますか?業界でのポジションや今後のビジョンについて教えてください。
佐藤: eShopは2011年からスタートいたしました。業界内で先駆けてeShopを開始したこと、そして世界で展開していることもあり、おかげさまで世界最大の規模に成長いたしました。
ユーザー数の増加に伴い、当然ながらeShopのサイトも進化を続けており、自社で使用している設備に関する資材のみが簡単に閲覧できるようになるなど、注文がより便利になっています。今後の進化にも注目ください。
J編: 今後の抱負を教えてください。
佐藤: 生産性を上げるための資材を提供している印刷必需品のサフィラは、めでたく10周年を迎えました。
そこで10周年キャンペーンとして全10弾、毎月ひとつの商品をクローズアップしてご紹介している最中です。
ぜひホームページをチェックしてみてくださいね!
また、ライフサイクルソリューションとして、最終成果物がより短時間で効率良く得られるために、適切な印刷必需品の提供という側面から、もっとパフォーマンスを高めて、お客様の成功に貢献できるように努めていきたいと思います。