おはようございます!
今日は、部分最適のコストカットではなく、全体最適のためのコストダウンにつながるお話を、ライフサイクルソリューションズ本部の室谷からお届けします。それでは、どうぞ!
皆さん、こんにちは。今回はコスト削減と生産性向上の両立が難しいというジレンマと、その解決方法としてのプリントサイトコントラクト(Print Site Contract)ついてご紹介したいと思います。
経済事情が厳しい昨今、コスト削減は不可欠です。モノが「もったいない」ので使い切って無駄を無くす、日本には「節約する」という、素晴らしい習慣があり、世界から称賛されています。しかし、寿命を超えて使い続けてしまうと、生産性(速度、品質、時間)を下げてしまいますので、気を付けなければいけません。
無駄にせず、かつ、生産性も犠牲にしない、モノには最適な交換のタイミングがあるというわけで、ハイデルベルグは、下記の印刷資材について交換のタイミングを推奨しています。
例えば、寿命を超えてUVランプを使い続けている場合、UV硬化によるインキの乾きが悪くなってくるために、オペレータさんは安全を見て印刷機の速度を落とすことがあります。2,000枚のお仕事で通常10,000回転で印刷していたのを8,000回転に減速した場合、3分長くかかります。これを1日に10回行うと、年間250日稼働で計算すれば、125時間になり、8時間を1日とすると、なんと15日間に相当する時間になるのです。
印刷事業の平均利益率は1%とし、これを時間に置き換えてみましょう。
1年間の稼働日を250日としますと、1%は2.5日、約3日です。
つまりこの3日間で1%の利益を生み出していることになります。
15日間という時間は、5倍の利益を生み出せる時間とも考えられるわけです。
コストダウンの努力や取り組みが、生産性を犠牲にしてしまっていて、結果的に工場のパフォーマンスを上げることができずにいる、そんなお困りごとはございませんか?
コストダウンとパフォーマンス向上の両方を実現する、無理無駄のない、最適な資材交換のタイミングを計画し、実践してみるのはいかがでしょうか?
ハイデルベルグがご提供するプリントサイトコントラクト(Print Site Contract)は、
お客様が最高のパフォーマンスを発揮するために必要とする資材や、その資材を無理無駄なく使うための技術サポート、そして、万が一の機械トラブルに備えた各種保守プログラムなど、これらを複合的に、お客様のニーズとご要望に合わせて内容をカスタマイズすることが可能で、しかも、毎月定額のお支払いでご利用いただけるプログラムです。
生産性を犠牲にすることなく、無理や無駄なくサービスや資材をご利用いただけるので、お客様は生産性アップに専念していただけます。その結果コストダウンも図ることができますので一石二鳥!
是非、お気軽に、弊社営業またはライフサイクルソリューションズ本部(03-5715-7185)までお問合せ下さい。