おはようございます!
1963年の創業以来、お客様の高度なニーズに対応した製品の提供に努力されている旭紙工株式会社様(本社:大阪府松原市、代表取締役社長 橋野昌幸氏)は、カレンダー製本に始まり、断裁・折・貼込・中綴製本と徐々に加工の幅を広げ、2006年には無線綴じラインを導入し、幅広いお客様の要望にお応えできる設備体制へと拡充しました。
そこでJ-Connectでは、高生産モデルのスタールフォルダーKH82-Pの導入に至った経緯やその効果を橋野社長に伺っていきたいと思います。
同社がスタールフォルダーKH82-Pを導入したのは 2019年 2月のことです。
最初に、高い生産性を維持できるスタールフォルダーKH82-Pの導入を検討したのはdrupa2016でした。その1年後にウィスロッホ工場のデモセンターで行われたデモンストレーションを見学し、「この折り機ならば自社の弱点を補える」と感じたとの事です。
当時の一番の悩みは折り加工を依頼していた協力会社の廃業で、その関係でページ折りを出来る外注先が無くなった事でした。スタールフォルダーKH82-Pの導入で、一人のオペレータで高生産なページ折りが可能になると実感した瞬間でした。
過去、無線綴じ本用の折り丁が全台揃うためには数日必要で、製本加工の予定管理が課題になってましたが、スタールフォルダーKH82-Pの導入後は、これらの課題から解放される様になったと満足されてます。
また、一人のオペレータによる高生産の実現は、国産機の複数台に相当し、人材確保が厳しい現在においては、企業にとって大きな利益に繋がります。
同社の従業員は約200名で、若いオペレータや女性も多く、従業員からも大変満足度が高い機械と評価されています。スタールフォルダーKH82-Pの設備によってこれまで採算が取れなかったページ折り加工で利益が出るようになり、さらなる事業拡大に繋がるでしょう。