おはようございます! 今日は、スピードマスター2020ジェネレーションの新しいハイデルベルグUXについての第5回として、新しいハイデルベルグUXを実現しているさまざま要素のひとつインテリラインについてお話します。前回は、インテリラン(Intellirun)でしたが、今回は、インテリライン(Intelliline)です。ややっこしくて、すみません。 インテリラインとは? インテリスタート3は仕事替えをナビゲートしてくれるソフトウェアであり、インテリランは印刷の生産プロセス全体に渡ってオペレータをナビゲートしてくれるソフトウェアであることを、このシリーズの前回までにお話させて頂きました。今日ご紹介するインテリラインは、今まではプレスセンター、ウォールスクリーン等に表示されていたインテリスタート3やインテリランによるナビゲーションを、印刷ユニットやコーター、ドライアーユニットまで拡張し、各ユニットにあるLEDバーに表示するという全く新しいシステムです。 青、黄、緑に光るLEDバーでユニットの状況を表示 例えば、LEDバーに青が点灯していたら、インテリランのプロダクションモードで機械は印刷の真っ最中、お金を稼いでいる状態です。 LEDバーが緑が点灯していたら、自動で仕事替えの準備が進んでいることを示しています。つまり、インテリスタートが最も効率的で早い方法を選択し、そのプロセスをリードしている最中ということで、人が介入する必要は全くありません。 LEDバーが黄が点灯していたら、オペレータが何かマニュアルでしなければいけない状況を示しています。例えば、刷版の交換待ちかもしれませんし、印刷中で他のユニットのLEDバーがすべて青で、1ユニットだけに黄が点灯していたら、インキカートリッジの交換が必要であることを知らせているのかもしれません。 でも、”俺、ドライブサイドで仕事すること多いから、せっかくだけどLEDバー見えないなぁ!”と、おっしゃるあなた!心配ご無用!ドライブサイドにだって、下の写真にあるような小さなLEDバーがあり、オペレータサイドと同様にユニットの状況を常に知らせてくれます。 新しいハイデルベルグUXを創造しているもうひとつの要素、インテリライン、ご理解頂けましたでしょうか。ところで、THE...