おはようございます! 今日は、以前 ”エキスパートトーク ワンパスで測色、絵柄不良を検出” でも登場し、プリネクトイメージコントロール3の特徴について解説してくれたハイデルベルグの枚葉印刷機部門でカラー&クオリティを担当するプロダクトマネージャー、バーンド・ウッター。今回のエキスパートトークでは、パッケージ印刷会社様なら誰でも頭を悩ませたことがあるであろう”オペークホワイト”がテーマです。どうぞ! メタリックや、色の付いた、もしくは、透明の原反を扱うほとんどの印刷会社にとって、オペークホワイトは避けることができないものです。しかし、オペークホワイトは画像やロゴのベースとして不可欠にもかかわらず、印刷に使用すると問題になる可能性が多々あります。約500枚の刷り始めのヤレ紙、15分以上の段取り時間、生産中のインキのばらつきによる用紙の損失等は、珍しい話ではありません。こうした問題を、プリネクストイメージコントロール3が解決します。システムが初めて、通常の印刷インキと同じ精度で自動的にオペークホワイトをコントロールすることを可能にしたのです。 困った話ですが、それは起こり続けます。色の設定は変更されていないにもかかわらず、過大、過少のインキングが、稼働中に突然発生します。問題は、インキの下のオペークホワイトが安定して印刷されていないことが原因です。気づいた時には、遅すぎます。また、問題を修正するには、時間と材料を要します。そして、これまでは、こうした問題はほとんど避けることはできませんでした。オペークホワイトは、通常の印刷インキと同じ方法ではコントロールできないのです。少なくとも従来の方法では。「オペークホワイトは、原反を明るくするので、頭の中では通常のやり方でコントロールする方法を考えます。濃度が高いほど、より少ないオペークホワイトをと、その逆も同様です。」、ハイデルベルグ...