おはようございます! 昨年のオンラインイベント Push to Stop 2020 でも登場しましたハイデルベルグ・ジャパンのCtP担当者が、製版工程における業務改善のポイントについて語ります。それでは、小川さん、どうぞ! 皆さん、こんにちは。今回は製版工程における業務改善のポイントについてご紹介したいと思います。 製版工程の中にもたくさんの作業がありますよね。刷版データの作成からプレートの露光、現像、印刷工場への運搬やプレートの仕分け作業。様々な作業工程がある中で、今回はプレートの出力作業に注目したいと思います。プレートのデータを作成した後、CtPでプレートを露光する。普段皆さんの会社で普通に行われている当たり前の作業ですよね。プレートをCtPで露光し、スタッカーに自動で溜めていきます。ですが、プレートの供給はどうでしょうか?1枚ずつ供給されていますか?あるいはお持ちのカセットローダーをお使いでしょうか?どちらの場合も、「CtPへのプレートの補充作業」はオペレーターが手で行っています。プレートの箱を持ってきて、開梱し、プレートの梱包紙から取り出して補充を行います。プレートは薄いアルミの板ですので、一度に何十枚も持つことは難しく、横着すればケガをしますし、プレートを凹ませてしまうかもしれません。資材の中でも高級品であるプレートは、取り扱う際に、一層注意を払いますし、体力的にも大変な作業です。 そうした作業を改善するために私たちハイデルベルグがご提案する機械が、オートパレットローダーです。プレートをパレットに積んだままハンドリフトを使って補充する事ができます。1パレットあたり最大1,200枚までプレートを載せる事ができます。これまでの補充作業がガラリと変わり、補充作業に時間をかける事も無くなります。 さらに、プレートを梱包していた資材も無くすことができます。 皆さんの会社で1年間に使用されるプレートはどのくらいの量でしょうか?プレートは一般的に1ケースあたり、全判サイズであれば20~30枚、半裁サイズであれば50枚入っています。全判サイズのプレートを1,200枚補充した場合、プレートの箱は40~60箱も使われています。 皆さんの会社でも取り組まれているSDGsや環境対策にも貢献できると思われませんか? うちの会社にはそんな機械が入るスペースなんか無いよ…と思われた方も、一度レイアウトから見直しませんか? ハイデルベルグのCtP...