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102フォーマットの魅力を再発見いただきたく、私登場しました!

2019-04-18  By Masahiro Kaneko
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おはようございます!

ここ数年、「Push to Stop」という言葉に馴染みが出るとともに106サイズの存在感がますます大きくなっている印象がありますが、一方で、106と同様にすぐれたフォーマットである102サイズの特徴と可能性をもっと広く皆様に知って頂きたいという話になることも多いです。

そこで、102フォーマットの魅力について、デジタルテクノロジー オフセット印刷機担当スペシャリストの木下氏にインタビューをしてみました。
内容が広いので6回ほどのシリーズでお届けします。

 

J-Connect編集部(以下J編): 106サイズに注目が集まっていますが、今102サイズも熱い!と聞きましたが、その理由は何でしょう?

木下: ハイデルベルグのフラッグシップといえばスピードマスターXL106という印象が強いかもしれませんが、ハイデルベルグを昔から良くご存知の方は、SMとCDという2本柱はおなじみと思います。

40年もの長い間ハイデルベルグの代表選手だった”SMシリーズ”が”SXシリーズ”へとイノベーションし、さらに”CD102”からは”CX102”という進化した機種も生まれ、現在はSX102とCD102、CX102の3タイプになっております。

XL106は紛れもなく最高のマシンなのですが、すべてのお客様にあてはまるとは限りません。
その点、102サイズではそれぞれのお客様のニーズに合わせて選択いただけるように、3つのタイプをご用意しています。

J編: ハイデルベルグの102はいろいろ選べるみたいだけど、うちはどれを選べばいい?

木下: どのような製品を製造したいか?やユニット数によっても選択が変わってきますね。まずは、1台で片面/両面どちらも行える両面ワンパス機がご希望なのか?から、用紙の厚みは?最大スピードの生産能力は?などが大きなカテゴリー分けとなります。

SX102のシングル胴に比べて、CD/CX102は倍胴になりますので、厚紙でも用紙の転送に負担がかからず、薄い用紙からコシのあるもの、厚いものまで対応可能です。

また、品質管理装置によって機種選択が出来るのも特徴です。例えば、一度も用紙を抜かずに生産に入ることも出来る、印刷機内に分光計が組み込まれたインプレスコントロールは、SX102でもCX102でも選択できます。エントリーレベルのオンライン分光計、イージーコントロールはCD102のみとなり、CD102でもウォールスクリーンのオプションを選択すれば、アクシスコントロールの選択が可能です

J編: ちなみに、最近よく聞くPush to StopはXL106じゃなきゃできないんですよね?

木下: そのご質問をよくされますけど、そうではないんです。

ハイデルベルグのPush to Stop という概念は、言葉だけを見ると”完全自動運転印刷”、つまり印刷機を止める時にだけボタンを押すんですね、と物理的な動きだけを想像してしまいますよね。

しかし、この言葉は製品のことではありません。
印刷機を止めてAを準備して、また止めて次はBを設定して、といった停止時間を無くし、準備が出来たら指示通りに機械が連続かつ自動的に始められるようにすることで生産性の向上に繋げましょう、あるいはタッチポイントを最小限にしてOEEを上げましょう、という考え方なのです。となると、XL106だけではないということがお分かりいただけると思います!

例を挙げれば、プリセットプラスフィーダ、デリバリではオペレータからの情報にもとづき、紙サイズとエアセッティングがすべて自動で行われます。これはXL106と同様に、SX、CD、CXでも可能なのです。

 

J編: これも最近聞くようになった、ナビゲート印刷って何ですか?

木下: Push to Stopという言葉には、完全自動運転印刷とナビゲート印刷の2つの方法が含まれます。

完全自動運転印刷は、オペレータの介入を全くなくし、印刷機が印刷開始から次の仕事への切り替え、前準備、生産、生産終了までの流れを印刷機がすべて自動で行います。

もう一方のナビゲート印刷は、オペレータが自分で考えると時間がかかる作業を機械が計算することで、最も効率のよい作業手順・内容をガイドしてくれます。それによりオペレータの経験やスキルによる差がなくなり、生産が標準化されます。

自動的に開始して生産性を上げるプロセスにおいては”標準印刷”が大きな役割を果たします。機長が考えて、色校正に合わせるために色調調整して、といった印刷を止める要素を含めないんです。
ただ忘れてはならないのは、完全自動運転印刷もナビゲート印刷も、印刷機だけではなくて、プリネクトとワークフローで統合していることで成せる技ということです。

 

J編: CD102が今年から変わるって聞いたけど何か変わるんですか?

木下: 実は、世界中で最も売れていて、導入数が5万ユニットをとうに超えている菊全サイズの印刷機が、名称も変わらず30年も活躍しているスピードマスターCD102なのです。

30年間の歴史の中でハードウェア的にもバージョンアップされてきましたが、今まではどちらかというとワンパッケージ、つまりスペックが決まっていてオプションの選択幅が広いわけではない、という位置付けだったのです。が、今年4月からはその選択肢の幅が広がっていきます。

始めにお話したように、どのような製品を作りたいか?印刷手法や効果によって選択できる自由度が増えるので、間違いなく可能性は広がっていきます。
さらに、これまでは付けられなかったウォールスクリーンも、付けることが可能になりました。

モノをたくさん作る時代から、時間を生み出す時代に変化している世の中に対応するために、スピードマスターCD102は生まれ変わりました!
次回からは普段お話することも少ない詳細部の情報を含め、お話していきます。お楽しみに~

 

 

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