おはようございます! 全国をまわってさまざまなお客様の声に耳を傾け、いろいろな現場を見て歩いている製品担当者だからこそ語れる機器投資のトレンド。前回は、僅か数年前に導入し、高い生産性を実現している8色両面兼用機を入れ替え、Push...
おはようございます! 全国をまわってさまざまなお客様の声に耳を傾け、いろいろな現場を見て歩いている製品担当者だからこそ語れる機器投資のトレンド。前回は、僅か数年前に導入し、高い生産性を実現している8色両面兼用機を入れ替え、Push...
おはようございます! コロナ禍が引き金となり、世の中が劇的に変貌しつつある昨今、印刷業界に於ける機器への投資はどのような潮流にあるのか、ハイデルベルグ・ジャパンの製品担当部署である、エクイップメントソリューションズ本部の曽篠に話を聞きました。今日から、何と!、4回に分けてたっぷりお届けします! J-connect編集部(J編):先行きが不透明な状況で、多くのお客様は大型の投資は控える方向にあるのではないでしょうか? 曽篠:そうですね、今は投資の時期ではないとお考えのお客様も多数いらっしゃいます。一方で、世の中の変化から必要に迫られて新しいシステムを導入される事例や、更にアグレッシブに、このような時期だからこそ変革のチャンスと捉えて、アクションやチャレンジのご相談を頂くケースも少なくありません。 J編:例えばどの様な事例が挙げられますか? 曽篠:OEEを指標に生産性を改善し続け、常にリーディングカンパニーであり続けるお客様の事例があります。このお客様は、2018年にスピードマスターXL...
おはようございます! 今日はハイデルベルグ本社のホームページで紹介されているエキスパートトーク、第5弾。スピードマスター2020ジェネレーション発表前に投稿されたもので、ちょっと古いのですが、まだまだ有益な情報だと思いますのでご紹介します。”Expert...
おはようございます! 今日はハイデルベルグ本社のホームページで紹介されているエキスパートトーク、第4弾。”Expert Talk Pharma packaging with the Speedmaster XL 75 Anicolor 2: because every second counts.”をご紹介します。どうぞ! さまざまなパッケージサイズ、投与量、および薬物濃度によって、製薬業界のバッチサイズは、減少しています。印刷業界にとっての課題は、こうしたさまざまなバリエーションが増える中で、スポットカラーを使用しながら、これまでにない少ロットを、いかに経済的に生産するかということです。加えて、偽造防止や装飾も頻繁に必要になります。 不可能でしょうか?ハイデルベルグのスピードマスターXL75アニカラー2なら、不可能ではありません。迅速な色替えと非常に短い準備時間、そして、実績のあるオフセット品質、さらに、OKシートまで最小限のヤレ紙でスタートできる能力を兼ね備えているからです。 製薬業界における少ロット化は、さまざまなパッケージサイズと高度に専門化された医薬品によって特徴付けられます。印刷会社が、利益の得られる生産をするためには、仕事替えを素早く行なわなければなりません。...
おはようございます! 今日はハイデルベルグ本社のホームページで紹介されているエキスパートトーク、第3弾。”Expert Talk Unique, from the folding carton to the printing press.”をご紹介します。どうぞ! 個性があることは、折り箱印刷における新しいメガトレンドです。 その理由の1つは、パッケージが提供する特別な効果を通じて、購入へのインセンティブを継続的に創造することが、ブランドメーカーに求められているからです。これには、ハイパフォーマンスの生産システムでのみ応えることができます。 だからこそ、高品質の折り箱は、ますます頻繁に、ワンパスで印刷されインラインで仕上げられています。ハイデルベルグが提供するカスタムメイドの特別な機械で。 専用機の導入台数は増え続けています。...
おはようございます! 今日はハイデルベルグ本社のホームページで紹介されているエキスパートトーク、第2弾。”Expert Talk Prinect Image Control 3:Measuring color and detecting image defects in a single...
おはようございます! 今日はハイデルベルグ本社のホームページで紹介されているエキスパートトークから。”Expert Talk added automation and control.”をご紹介します。どうぞ! ”インキのアプリケーションに関する多くのプロセスはすでに自動化されています。しかし、これまでダンプニングの自動化を検討した印刷機メーカーはありませんでした。 ハイカラ―プロ(Hycolor...
おはようございます! 今日は、再びハイデルベルグ イノベーションウィーク2020の製品デモンストレーションのスクリプトをご紹介します。今日ご紹介するのは、パッケージ印刷に特化した4日目1番目の製品デモ。プレゼンターは、ハイデルベルグ本社でポストプレスパッケージングのサービスでシニアマネジャーを務めるポール・トンプソンです。テーマは、”自動化されたパッケージ印刷のための革新的ソリューション”、特色や加飾など工程がより複雑なパッケージ印刷の自動化をいかにして可能にするかをご紹介しています。それでは、どうぞ! デモの映像はこちらから。 ”考え方は単純です。手動での作業が必要な時には常にガイダンスを提供しながら、プロダクションワークフローと印刷のプロセスにおけるタッチポイントを最小限まで減らすことです。この原則を一貫して適用すれば、印刷機の全体的なパフォーマンスを大幅に向上させることができます。極端な場合、折り箱の分野でも生産性を最大2倍にすることができます。 効率的な計画のための最初のステップ:たとえば、同じスポットカラー、原反、または打ち抜きツールを使用する複数の印刷ジョブの生産最適化は、プリネクトスケジューラ―で実行されます。これにより、手動による介入なしに、ジョブをスピードマスターのジョブキューに完全に、自動的に、かつ正しい順序で配置できます。2021年夏から、私たちは、さらに一歩進んでいきます。プリネクトビジネスマネージャーが、特にパッケージ印刷用に拡張されます。完全に統合されたパッケージワークフローがここに誕生します。プリネクトプロダクションマネージャーとカスタマイズされたパッケージへの拡張が、お客様の生産の「データセンター」になります。プリプレスの作業ステップの自動化と制御、およびCtP、印刷機、ポストプレスの隅から隅までの(end-to-end)統合により、スマートプリントショップが可能になります。 このスマートプリントショップでは、たとえば、スピードマスターや製版のためのジョブデータ、プリセットまたはリピートジョブデータは自動的にリンクされるため、準備時間とダウンタイムが短縮されます。スピードマスター...
おはようございます! 今日は、弊社エクイップメントソリューションズ本部の曽篠に、”ハイデルベルグの特許技術:AIによる印刷機の完全自動運転”というタイトルで投稿してもらいました。早速どうぞ! ハイデルベルグの特許技術:AIによる印刷機の完全自動運転 無人化・省人化がますます求められる昨今、印刷機に関しても、イエローバー、つまり俗人的な判断や操作の削減が求められます。生産とジョブチェンジを交互に、完全自動で進めるためには、印刷機が現在の状態を認識し、次のジョブチェンジに必要な工程を算出する事が大前提となります。これらのAI機能はハイデルベルグの特許技術であり、2016ジェネレーションから採用された「インテリスタート2」からは、「完全自動運転」が可能となりました。 2020ジェネレーションでは、更にAI技術が進化した「インテリスタート3」が、全てのスピードマスターシリーズに標準で搭載されています。機種・仕様によっては、パフォーマンスパッケージが選択可能で、コンソール内蔵のディスプレイ「ウォールスクリーン」や、印刷ユニットカバーに内蔵されたLED「インテリライン」と連動して、更に作業効率を高めることが可能です。 インキ交換など、オペレータの介在が必要なプロセスを含む場合でも、「インテリスタート3」がそれらをジョブチェンジプログラムに組み込みます。「インテリスタート3」がオペレータの作業終了を認識すると、残りのプログラムを進めます。「オペレータが印刷機を使って印刷を行う」のではなく、「印刷は印刷機が行い、オペレータはそれをサポートする」時代の到来です。 ジョブチェンジが完了すると、自動で通紙が始まり、印刷機にビルトインされた品質管理装置「プリネクトインプレスコントロール3」が、見当と色を合わせて、基準値に到達すれば自動でカウンターが入り、規定枚数の本生産が始まります。ここでも、分光光度計を用いた「プリネクトインプレスコントロール3」の測色結果からインキキーへのダイレクトフィードバックなど、ハイデルベルグの特許技術が活躍します。 イエローバーの削減と並行して、厳しい品質管理を求められる商業・出版印刷物でも、オペレータの感性やスキルに依存することなく、システムで品質を担保する事が可能です。 AIとスピードマスター、更に詳しくはこちらから。
おはようございます! こういう時代になってデジタル化はさらに加速し、その重要性が増している事は多くの人が感じていることと思います。ハイデルベルグも、全社を挙げて世界中でデジタルトランスフォーメーション(DX)を積極的に進めいます。しかし、デジタルだけでは何事も成立しません。やはり”実体”がしっかりしていないと!...ということで、今日はその”実体”を製造しているハイデルベルグの工場のひとつ、ドイツ、アムシュテッテン工場をご紹介したいと思います。 ハイデルベルグの最も重要な生産拠点のひとつであるドイツ、アムシュテッテン工場があるアムシュテッテン市は、ミュンヘン市から北西約150キロ、シュトゥトガルト市から南東約60キロに位置する閑静な田舎町です。そこに、ハイデルベルグが、ガイスリンゲン市から工場を移したのは、1985年、今から36年前のことです。それ以来、今日まで、アムシュテッテン工場は、フレームやシリンダーなど、スピードマスターをはじめとするハイデルベルグ印刷機の高品質や群を抜く頑丈さを支える部品を鋳物から製造してきました。 現在は、260,000平米...