おはようございます! 前回、ユーザーエクスペリエンスと、ハイデルベルグUXについてお話をさせて頂きました。引き続き、スピードマスター2020ジェネレーションの新しいハイデルベルグUXについて複数回にわけてご紹介させて頂こうと思います。今日はその第1回。 自動車を例にとってみましょう。一昔前は、最高スピード、馬力、加速、シリンダー数、排気量などがその優先順位として個別に語られてきました。が、今はどうでしょうか?そうした個々のスペックよりも、むしろ車全体から感じるユーザーエクスペリエンス、インテリジェントアシスタント、音声認識、自動運転、安全、環境などが重視されるようになってきたのではないでしょうか? 印刷機も同様です。従来は、機械の最高スピード、個々の技術的特徴、個々のプロセスの時間、故障した時のサービス、技術トレーニング、印刷機各部の自動化に目が向けられてきました。が、今は、機械のアウトプット(OEE)、タッチポイント、全体最適、故障を起こさないためのサービス、稼働時間、ナビゲート印刷や完全自動運転印刷、スマートプリントショップ、スマートインダストリー等に優先順位がおかれているのではないでしょうか。 だからこそ、スピードマスター2020ジェネレーションは、人間工学に基づいたデザイン、最先端のコントロールパネル、シンプルな操作の洗浄装置、独自のプリセット機能等で、ハイデルベルグでしか感じることのできないユーザーエクスペリアンス、ハイデルベルグUXを創造しています。そして何よりも、オペレータの皆様にモダンで魅力的な仕事の場を提供することを可能にしています。それでは、ここからは、その新しいハイデルベルグUXを創造するために欠かせない要素となっている数々のイノベーションについてご紹介していきましょう。 プリネクト...