おはようございます!
全4回に渡ってお届けしている「断裁工程を効率化!」シリーズのうち、本日が第2部となります。
第1部では自動断裁機の生産性についてご紹介いたしましたが、本日はその精度に触れてみましょう。
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全紙の大裁ちを行う際は、紙の直角を出しつつ断裁を進めて行かなければなりません。さらには扱う紙が大きいと人手による取扱いも大変です。
この作業を比較的楽に行えるのは、一方向に90度ずつ回して切る「回し切り」ですが、注意しないと断裁が進むにつれてセットの誤差が蓄積され、直角が出なくなってしまう場合もあります。 一方で、自動断裁機ではこのような場合、人に替わってどのように紙を扱っているのでしょうか?
今回お届けするのは断裁システムのPOLAR137 PACEが大裁ちをしている動画です。
動画を良く見ると第1カットで切った印刷紙のくわえ尻を、その都度、断裁機の左あるいは右のサイドゲージに丁寧に当てて、手前側を断裁して直角を出し、セット誤差の蓄積を防いでいます。
実は精度を出しながら、重い全紙を長時間切り続ける仕事は自動断裁が得意とするところなのです。
百聞は一見にしかず、その様子を映像でご覧ください(3分ほどの短い動画です)
機械稼働に合わせて、画面右上には動作内容がアイコンで表示されます。
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