おはようございます! 2020年秋、ハイデルベルグは、2つのオンラインイベントで1つのメッセージ Unfold Your Potential (解き放て、ポテンシャル) をお届けします。今日はその2つのイベントについてご紹介したいと思います。その2つのオンラインイベントとは、①ハイデルベルグドイツ本社が主催するイノベーションウィーク...
おはようございます! 2020年秋、ハイデルベルグは、2つのオンラインイベントで1つのメッセージ Unfold Your Potential (解き放て、ポテンシャル) をお届けします。今日はその2つのイベントについてご紹介したいと思います。その2つのオンラインイベントとは、①ハイデルベルグドイツ本社が主催するイノベーションウィーク...
おはようございます! ”効率よい仕事の順番を考えたいけど考えなければならない要素が多すぎて結局納期順にしている。”とか、”不良だしたら怖いから無駄だとわかっていてもいつも最強の洗浄プログラムを選択してる。”とか、ありませんか?しかし、こうした点に、生産性やコストを改善するポテンシャルが潜んでいるのではないでしょうか。今日は、“印刷現場にAIがやってきた!”というタイトルで、AI(Artificial...
おはようございます! 今日は、日本で最も多くハイデルベルグのスタールフォルダーTi36 折り機をもつ会社である有限会社希昌紙工様をご紹介します。 有限会社希昌紙工様は、平成6年4月に静岡県磐田市で現在会長である大橋孝弘氏(トップの画像中央)が創業。製本専業会社としてポーラー断裁機P115+ジョガー、スタールフォルダーT36、KC66を設備してビジネスをスタートしました。特殊折り(添付文書・観音折り等)やトムソン加工後の折り加工、製本のページ物の折りなどの仕事を中心に順調に業績を伸ばし、開業から12年後の平成18年(2006年)に現在の本社工場に移転しました。27年目となる現在でも開業当時のスタールフォルダーT36は活躍中で、現在では開業当時から使用しているT36も含め、国内最多である6台の36サイズのスタールフォルダーが稼働しています。 なぜスタールフォルダーTi36か? ところで、有限会社希昌紙工様に、スタールフォルダーTi36をそこまで気に入って頂いている理由は何でしょうか?特殊性の高いマニュアル、能書、菓子折り添付資料などの小物折りは依然としてニーズが高く、利益率も他に比べて高いといいます。そうした小物折りへのニーズに対して、Ti36...
おはようございます! プリネクトユーザーの皆様はもちろん、まだ使ってないけどもっとプリネクトについて知ってみたいというお客様に向けて、その道のエキスパート達が、ソフトウェアのサブスクリプション “プリネクトプロダクションマネージャー”...
おはようございます! 今日は、スピードマスター2020ジェネレーションの新しいハイデルベルグUXについての第5回として、新しいハイデルベルグUXを実現しているさまざま要素のひとつインテリラインについてお話します。前回は、インテリラン(Intellirun)でしたが、今回は、インテリライン(Intelliline)です。ややっこしくて、すみません。 インテリラインとは? インテリスタート3は仕事替えをナビゲートしてくれるソフトウェアであり、インテリランは印刷の生産プロセス全体に渡ってオペレータをナビゲートしてくれるソフトウェアであることを、このシリーズの前回までにお話させて頂きました。今日ご紹介するインテリラインは、今まではプレスセンター、ウォールスクリーン等に表示されていたインテリスタート3やインテリランによるナビゲーションを、印刷ユニットやコーター、ドライアーユニットまで拡張し、各ユニットにあるLEDバーに表示するという全く新しいシステムです。 青、黄、緑に光るLEDバーでユニットの状況を表示 例えば、LEDバーに青が点灯していたら、インテリランのプロダクションモードで機械は印刷の真っ最中、お金を稼いでいる状態です。 LEDバーが緑が点灯していたら、自動で仕事替えの準備が進んでいることを示しています。つまり、インテリスタートが最も効率的で早い方法を選択し、そのプロセスをリードしている最中ということで、人が介入する必要は全くありません。 LEDバーが黄が点灯していたら、オペレータが何かマニュアルでしなければいけない状況を示しています。例えば、刷版の交換待ちかもしれませんし、印刷中で他のユニットのLEDバーがすべて青で、1ユニットだけに黄が点灯していたら、インキカートリッジの交換が必要であることを知らせているのかもしれません。 でも、”俺、ドライブサイドで仕事すること多いから、せっかくだけどLEDバー見えないなぁ!”と、おっしゃるあなた!心配ご無用!ドライブサイドにだって、下の写真にあるような小さなLEDバーがあり、オペレータサイドと同様にユニットの状況を常に知らせてくれます。 新しいハイデルベルグUXを創造しているもうひとつの要素、インテリライン、ご理解頂けましたでしょうか。ところで、THE...
おはようございます! 先月7月に「コロナ禍でも、後加工で特徴を出し収益を確保」をテーマに、観音インデックス折りをご紹介しました。読者のお客様から「他の折り加工でもインパクトのある折りデザインを紹介して欲しい」、「スタールフォルダーKH66でも出来る特殊折り折りデザインを紹介して!」等のリクエストを頂きました。そんなお客様を応援するため、今回も弊社のポストプレスエキスパートの中村より、ご提案をさせて頂こうと思います。それでは、デジタルテクノロジー部製本機担当スペシャリス中村さん、よろしくお願いします。 はい!承知しました。 7月に続いて3回目の折りデザインを紹介します。 「うちの会社の機械には、16ページ折りや8ページ折り用のスタールフォルダーKH66しかないので、特殊折りは厳しい!」との意見を良く聞きます。しかし、今回紹介する“着物折り”は羽根折り機TH/BH機は当然、コンビ折り機KH(CH)66/4KTL機ならば、折り加工が可能です。 関東のユーザー様ならば 浅草や鎌倉向けのクライアント、関西のユーザー様ならば 京都・奈良のクライアントに、新しいアイデアとして提案できる“着物折り”をご紹介したいと思います。もちろん、”着物”にこだわらず、全く違った発想で新しいアイデアをこの“着物折り”に加えて頂いても結構です。 今回の特殊折り“着物折り”は、なぜおススメか?早速、そのデザインの魅力を3つのポイントで説明します。 *ポイント1...
おはようございます! プリネクトユーザーの皆様はもちろん、まだ使ってないけどもっとプリネクトについて知ってみたいというお客様に向けて、その道のエキスパート達が、ソフトウェアのサブスクリプション “プリネクトプロダクションマネージャー”...
おはようございます! 8月13日14日の2日間にわたりハイデルベルグが世界中で販売・サービスを提供しているポーラー断裁機やそのシステムを製造するポーラー社の会社の歴史を年表形式でご紹介しました。今日は、その歴史の中でも、2006年の出来事として登場するポーラー社中国工場をご紹介したいと思います。 ポーラー社中国工場は正式にはPolar...
おはようございます! 今日は、スピードマスター2020ジェネレーションの新しいハイデルベルグUXについての第4回として、新しいハイデルベルグUXを実現しているさまざま要素のひとつインテリランについてお話します。 インテリランとは? 前回このシリーズでご紹介したインテリスタート3が、仕事替えをナビゲートしてくれるソフトウェアなのに対し、インテリランは印刷全体の生産プロセスに渡ってオペレータをナビゲートしてくれるソフトウェアです。生産を通して継続的に、適時に、適切なナビゲーションをしてくれるというのが特徴です。例えば、車のナビゲーションは、高速道路をドライブしていて先に降りる出口があると、その出口にたどり着く少し前に出口の情報を提供してくれます。30分前では早すぎるし、30分後では意味がありません。出口に到着する少し前に、どのような場所なのかを画像で示し、どのレーンに入ればいいのか等を教えてくれます。インテリランの考え方はまさにこの車のナビゲーションと同じです。 上の図の中の一番下のラインがジョブキュー、仕事の順番を示しています。表でご覧頂けるとおり、インテリランは仕事全体を通してナビゲートをしてくれます。それに対し、インテリスタートは、表の中では機械のラインの緑の部分が示している通り、仕事替えの際に何をすべきかをナビゲートをしれくれます。青の部分は、印刷機が稼働中であることを表しています。そして、人が介入して行われなければならない作業の時間は、オペレータのラインの黄で示されています。インテリスタートは、仕事替えの際に、オペレータがしなければならない仕事を適時に表示してナビゲートしてくれますが、仕事替えの時間を減らすためには、印刷生産中にオペレータがやれることもたくさんあります。例えば、次の仕事の刷版の準備等は現在の仕事の印刷中にもできます。インテリランは、現在の仕事があと少しで終わりそうな時に、”刷版を準備すべきですよ”など、現在の仕事の印刷中にもできること、すべきことを...
おはようございます! 昨日に引き続き、ハイデルベルグが世界中で販売・サービスを提供しているポーラー断裁機を製造するポーラー社の歴史について。今日は、ポーラートランソマットAが発表された1981年から、コンピュカット5.0にバージョンアップされた2013年まで。(最後には特別なお知らせもあります!) 1981 包装紙専用のローディング装置を備えた最初の断裁機:ポーラートランソマットAを発表。 1982 自動廃棄物除去とサポートプレート上のカットラベルの自動収集を備えた最初の断裁機-ポーラーオートトリムを発表。 1983 パイルボードバッファーシステムを備えた最初の断裁機を発表。 1984 可動式12インチモニターを備えた最初の断裁機を発表。 1986 カラーモニター付きの最初の断裁機を発表。 自動クランプ圧力調整を備えた最初の断裁機を発表。 断裁プログラムを外部で生成、断裁機への自動転送を備えたのコンピューター支援の最初のシステム-ポーラーコンピュカットを発表。 1988 主要な機械組立工場の前期新築工事開始。 1989 テクニカルオフィスとショールームを新築。 ポーラー歩道橋、ハッタースハイマー通り(6月27日)に完成。 自動グラフィックプログラミングとプログラム最適化を備えた最初の断裁機を発表。 1990 64...