おはようございます! 「印刷生産ワークフローを自動化する4つの理由」という記事が、drupa のブログに掲載されていました。興味深かったので、簡単にここでご紹介したいと思います。 まずブログでは、“virtual.drupa...
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おはようございます! 全国をまわってさまざまなお客様の声に耳を傾け、いろいろな現場を見て歩いている製品担当者だからこそ語れる機器投資のトレンド。前回は、僅か数年前に導入し、高い生産性を実現している8色両面兼用機を入れ替え、Push...
おはようございます。 カーボンニュートラルやサステナビリティに優先順位を置いた経営をする。ここ数日の国内のニュースを見ても、この流れに逆らっているようではビジネスは継続できないということを強く感じますね。ということで、今日は、ハイデルベルグ本社でサステナビリティ活動のリーダー的役割を務めるハロルド・ヴェルナーのインタビュー”の2回目をお届けします。ところで、 1回目を逃した方はこちらから。 それでは2回目をどうぞ! .... どのようにして実現したのですか? ヴェルナー:よくあることですが、進歩をもたらすのは小さな調整の積み重ねです。...
おはようございます。 サステナブル(持続可能な)であることは、もはやビジネスを継続、成長させていく上で、業種、規模を問わず、早急に取り組まなければいけない課題となりました。そこで、今週のJ-Connectでは、ハイデルベルグ本社でサステナビリティ活動のリーダー的役割を務めるハロルド・ヴェルナーのインタビューを2回に渡ってご紹介します。 持続可能な生産とビジネスプラクティスへの絶え間ない追求。 このところの気候変動の結果、環境問題への意識が劇的に高まり、環境にやさしいパッケージに入ったサステナブルな(持続可能な)製品を評価する消費者がますます増えています。それに伴い、印刷会社の顧客も、印刷会社に対し、サステナブルな(持続可能な)方法で生産をすることを期待するようになっています。ハイデルベルグはこれを深く理解しており、長年にわたり、私たちのお客様が生産とビジネスをする上で、可能な限り”気候に中立である”ようにサポートをしてきました。今日は、ハイデルベルグの環境とサステナビリティ(持続可能性)のプロダクトマネージャーであるハロルド・ヴェルナーが、戦略、対策、成功について語ります。 ヴェルナーさん、消費者の間では、溢れるパッケージについての批判の波があります。また、多くの人々がプラスチックを避けている一方で、折り箱(フォールディングカートン)は、ますます人気が高まっていますね。それは、どうしてでしょうか? ヴェルナー:基本的に、私たちは現在パラダイムシフトを経験しています。ますます多くの人々が、気候や環境問題に対してアクションを起こさなければならないという緊急性を認識しています。そして、彼らは、私たちの消費の方法に変化を求めています。海洋汚染やマイクロプラスチックによって毎日のようにもたらされるリスクに私たちが直面していることで、プラスチックは、批判の矛先となりました。たとえば、折り箱は、プラスチックよりもはるかにサステナブルな包装ソリューションであることは事実です。しかし、梱包材だけではもちろん十分ではないのです。 他に何が必要ですか? 企業が、市場で優先して選ばれるビジネスパートナーとしての地位を確立するには、最高のサービスを最高の価格で提供するだけではもはや十分ではありません。これはすべてのセクターに当てはまり、印刷会社も例外ではありません。今日、すべてのプロセスをサステナブルな基盤に置くことは、成功を確実にするためには、同じように重要です。つまり、最もサステナブルな包装材料を選択することは、最初のステップにすぎません。 ハイデルベルグは30年間、サステナビリティの追求に執拗に取り組んできました。その理由は何ですか? ハイデルベルグは何年もの間、明らかにサステナブルな生産に投資してきたと言えるでしょう。私たちはまた、印刷会社がサステナビリティを実行に移すことをサポートすることにも同様、決意を固めています。どのプロセスであろうと、私たちは、製品のエネルギー効率を高めていきます。ヤレ紙、各プロセスでの排出物や廃棄物を削減します。さらに、プリプレス、プレスからポストプレスまでのすべての生産ステップを上手く組み合わせることにより、システム全体の効率を最適化しています。 ハイデルベルグの機械はどのようにサステナブルなのでしょうか? 現在、プリプレス、プレス、ポストプレスのすべての機械は、カーボンニュートラル製品としてご利用頂けます。この点で、私たちは、市場において独自のセールスポイントを持っています。独立したフラウンホーファー環境安全エネルギー技術研究所と協力して、機械のカーボンニュートラルを実証できるプロセスを開発しました。ハイデルベルグのカーボンニュートラル印刷機645台が、現在、世界48か国で使用されています。このようにして、私たちは世界中のお客様が産業プロセスの温室効果ガス排出量を削減できるようサポートしています。 効率とサステナビリティを、より具体的に表わせますか? 例として1997年の京都議定書を取り上げましょう。この条約によると、2020年の産業プロセスの効率は、1990年と比較して少なくとも20%向上するはずだと言っていました。それでは、1990年最高の印刷機であったスピードマスター...
おはようございます! コロナ禍が引き金となり、世の中が劇的に変貌しつつある昨今、印刷業界に於ける機器への投資はどのような潮流にあるのか、ハイデルベルグ・ジャパンの製品担当部署である、エクイップメントソリューションズ本部の曽篠に話を聞きました。今日から、何と!、4回に分けてたっぷりお届けします! J-connect編集部(J編):先行きが不透明な状況で、多くのお客様は大型の投資は控える方向にあるのではないでしょうか? 曽篠:そうですね、今は投資の時期ではないとお考えのお客様も多数いらっしゃいます。一方で、世の中の変化から必要に迫られて新しいシステムを導入される事例や、更にアグレッシブに、このような時期だからこそ変革のチャンスと捉えて、アクションやチャレンジのご相談を頂くケースも少なくありません。 J編:例えばどの様な事例が挙げられますか? 曽篠:OEEを指標に生産性を改善し続け、常にリーディングカンパニーであり続けるお客様の事例があります。このお客様は、2018年にスピードマスターXL...
おはようございます! 今日のJ-Connectは、久々に、印刷資材の話題を。ハイデルベルグ・ジャパン、印刷資材担当の本郷に、逆転の発想で生まれた新しいローラー“ロトテックローラー”について話をしてもらいます。それでは、どうぞ! はい、それでは早速説明させて頂きます!水元ローラー、計量ローラー、水着けローラー、3本のローラーは、湿し水ローラーと呼ばれ、刷版とインキローラーへ必要な湿し水を安定して供給する役割があります。湿し水の供給量は、 ①水元ローラー回転速度 ②湿し水の調合具合(材料と濃度、添加剤量) ③水元ローラーや計量ローラーの表面特性とクラウン加工と呼ばれる形状設定 上記3つの条件によって変わります。安定して高品質の印刷を実現するためには、薄い水膜をローラー間で安定して転移出来る様に、ローラーには水と親和性が良い材質を選定し、その性質を維持するようにメインテナンスしなければなりません。それでも通常のローラーは、使い込まれていくうちに水元ローラーと水着けローラー表面でインキと溶剤成分の影響を受け形状も変化し、部分的に親水性が失われ、メインテナンスしても回復しづらくなります。それを補うため過剰な湿し水量で印刷したり、回転を上げた場合、回転方向に水筋が出来て部分的なムラが発生することがあります。そして、しばらくすると、湿し水量の供給が安定しなくなり、インキのカラミや印刷汚れなどが発生し、最終的にはローラー交換をしなければならなくなります。 逆転の発想で生まれたロトテック水元ローラー、耐久性に優れた超撥水性コーティングとは! ハイデルベルグは2008...
おはようございます! 昨年行われた2つのオンラインイベント、Innovation week 2020, Push to Stop 2020で、発表した新製品のひとつ、ポーラーのAirGo Jog (エアゴージョグ)。2021年、もうすぐ発売が開始されますが、もう一度ここでおさらいさせてください。 またまたend-to-end...
おはようございます! 前回に引き続き、”プリントサイトコントラクト”が加わったハイデルベルグのライフサイクルビジネスをテーマに、ハイデルベルグ アジアパシフィック地区マネージングディレクター、トーマス・フランクのインタビューをお届けします。是非、ご一読ください。 J-connect編集部(J編):印刷資材は、プリントサイトコントラクトで重要な役割を果たしていますね、もちろんプリントサイトコントラクトでなくても。ハイデルベルグの印刷資材事業について聞かせてください。まず、どんな印刷資材がありますか?お客様はハイデルベルグからすべての印刷資材を手に入れることができますか?これらの印刷資材はハイデルベルグの機械にどのように最適化されていますか? トーマス・フランク(TF):ハイデルベルグは、枚葉オフセット印刷用のあらゆる印刷資材をご用意しています。私たちが持っていないのは紙、原反だけです。プレートからインキ、ニス、ブランケット、洗浄剤、湿し水、ローラーとステッチワイヤー、接着剤やカッティングナイフまで、非常に幅広い製品をご提供させて頂いています。ハイデルベルグは世界の主要メーカーから印刷資材を調達しており、それらをテストし、すべての生産アプリケーションと環境、および最も幅広い仕事で試用しています。私たちの印刷資材は、最高の印刷結果と最も効率的な生産のために最適化されています。私たちは、それらをうまく組み合わせて使う方法を知っており、社内の専門知識を使って問題を解決することができます。印刷は時に簡単ではなく、お客様は問題に遭遇することもあることを私たちは理解しています。が、万が一うまくいかなかった時も、私たちはそれを解決する方法を知っていますし、結果に対して責任を負います。ハイデルベルグにお任せいただければ、複数のサプライヤーの中で責任の所在がはっきりせず問題が解決できないなどということはありません。 私たちの製品は最も安いわけではありませんが、競争力があります。ハイデルベルグの専門知識と世界をリードするメーカーの製品を使用して、お客様が販売可能な印刷物を生産するまでに、その印刷物のコスト(コストパーシート)は安価な印刷資材で印刷された印刷物と同じかそれ以下になると確信しています。例えば、プレートとインクの価格がコストの大部分を占めますが、準備のために使われるヤレ紙、追加の洗浄、またはプレートの再出力は、「隠れた」コストを大幅に増加させます。常に機能する信頼性の高い高品質の印刷資材は、生産の全体的なコストを抑えます。私たちの印刷資材は、平方メートル、キロ、またはリットルあたりの価格は少し高いかもしれませんが、より少ないヤレ紙、より高い効率を推進することで実際にコストが節約できることを、アジアパシフィック地区のお客様に対して証明しています。ハイデルベルグの印刷機で、ハイデルベルグの印刷資材を使って印刷された印刷物は、おそらく全体的なコストは最も低くなるでしょう。 J編:現在順調に売れている印刷資材にはどのようなものがありますか?それらはどのようなアプリケーションに使用されますか? トーマス・フランク(TF):私たちは、パッケージングとコマーシャル両方のお客様にサービスが提供できるように、製品範囲を揃えています。数年前、ハイデルベルグの印刷資材事業はプリプレスに重点を置き、イメージセッターとプロセッサーにバンドルされたプレートで事業を確立しました。現在、プレートはまだ私たちの収益の約半分ですが、その技術が進歩するにつれて、より無処理プレートの方向に進んでいます。プレートに加え、印刷部門の資材やUV印刷専用の印刷資材が、ますます増えています。その理由の1つは、既にお話したように、今日私たちには、お客様のOEE(設備総合効率)を最大化し、最適な生産性目標を達成できるようにサポートする必要があるためです。最近私たちが注目しているのは、お客様が興味を持っている新しい印刷機の仕様、例えば、パッケージおよびラベル印刷用のより長い(多色の)印刷機です。お客様は、オペークホワイト、特殊コーティング、またはマルチカラーを含む特殊な用途に参入したいと考えていらっしゃいます。その結果、関連する印刷資材の需要が高まっているのです。 J編:では、ライフサイクルソリューションズの話に戻りましょう。ハイデルベルグは、ライフサイクルソリューションズ、つまりプリントサイトコントラクトと呼ばれるパッケージでの印刷資材、サービス、ソフトウェア、トレーニング、パフォーマンスコンサルティングのさまざまな組み合わせにより、装置の生涯(ライフ)を通じてお客様を支援したいと考えていることを理解しました。そうなると、機械の導入が、ハイデルベルグにとっては、新たな仕事の始まりであるように聞こえますが? トーマス・フランク(TF):はい、ライフサイクルソリューションズからのご提案は、新しい印刷機の導入からも、既存のハイデルベルグの装置を中心に構築することもできます。いずれにせよ、ハイデルベルグのプリントサイトコントラクトにより、お客様は印刷部門の生産性を高め、ハイデルベルグの機械の寿命を延ばすことで利益を増やすことができます。ライフサイクルソリューションズの「ライフ」とは、機器の使用寿命全体にわたる協力を意味し、あらゆる段階で印刷会社に測定可能なメリットをもたらします。ハイデルベルグは、150年以上にわたってグローバルでお客様にサービスを提供してきた結果、経営陣が本当にこれを望めば、「優れたパフォーマンス」を「ピークパフォーマンス(頂点のパフォーマンス)」にまで変えることができる印刷工場が少なくないことを学びました。...
おはようございます! 今日から2回に渡って、ハイデルベルグ アジアパシフィック地区マネージングディレクター、トーマス・フランクのインタビューをお届けします。テーマは、”プリントサイトコントラクト”が加わったハイデルベルグのライフサイクルビジネスについてです。是非、ご一読ください。 J-connect編集部(J編): We...
おはようございます! 前回に続き、J-Connectのお兄さんサイト、ハイデルベルグノースアメリカのHeidelberg Connectからの記事をご紹介します。2020年の年間総生産枚数が約8,200万枚、そして、OEE...